大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

「手放す」ために必要なのは、強固な意志というよりは、柳のようなしなやかさ。

「手放す」ときに必要なのは、絶対に曲げない強固な意志ではありません。それよりも、柳のようなしなやかさで、選び続けることが、求められるものです。

執着を手放すための3つのステップ。

「手放し」とは、執着から自分を解放し、自由を与えることを指します。そうした手放しを進めるための3つのステップについて、お伝えします。

「手放す」と決めるのは自分自身だが、そのプロセスは自分一人で歩かなくてもいい。

何かに執着してしまうとき、それを「手放す」と決めるのは自分自身です。ただ、その手放しのプロセスは、自分一人であるかなくても大丈夫なんです。

「手放し」の恩恵は、過去を過去として区別して、いまに意識を向けることができること。

執着していると、私たちの意識は過去にとらわれてしまいます。「手放し」とは、相手やできごととの関係性を過去のものにして、いまに意識を向けさせてくれる心のありようです。

相手の幸せを願えること、そのできごとに感謝できることが、「手放し」ができているサイン。

「手放し」とは、執着から自分自身を自由にしてあげることを指します。「手放す」ことができると、その相手の幸せを願うこともできるし、そのできごとに感謝することもできるようになるものです。

桜咲く清明、映画の記憶とともに。

何もしなくても、花は咲き、季節は流れていく。ただ、花は咲き、散っていく。今年の桜も、格別に美しかったです。

その人を許すことで、私たちは癒される。

「癒し」とは、ものごとの見方がポジティブに変わることを指します。そこに至るためのプロセスを、「許し」と呼びます。