大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

自分の愛とつながるとができると、心は落ち着きを取り戻していく。

「期待」したり「心配」したり、相手の動向に自分の心が揺れるとき。そんなときは、自分の愛とつながることができると、心は落ち着きを取り戻していきます。

「期待」も「心配」も、その奥にある愛とつながることで「信頼」へと変えていくことができる。

「期待」も「心配」もしてしまうのが、私たちです。けれども、その奥にある愛とつながることができると、それらを「信頼」に変えていくことができます。

「期待」を「信頼」に変えていくためには、まずは「期待している自分」に気づくこと。

「期待」も「信頼」も、私たちの心のなかには両方あるものです。そのなかでも、「信頼」を増やしていくための考え方について、お伝えします。

立夏、夏とせつなさの訪れ。

暦の上では、夏。気温もぐんぐんと上り、生命が満ちていくのを感じられる時期です。しかし、夏は満ちることよりも、終わりゆくことへのセンチメンタルを、想起させるのです。

相手を「信頼」すること、「期待」することは、何が違うのだろうか?

「信頼」と似て非なるものに「期待」があります。その二つには、自分とつながっているのか、現実と向き合えているのか、という違いがあります。

「信頼」は「祈り」と似ていて、裏切られることはない。

「信頼」と「祈り」は似ています。どちらも、自分に主体性があり、裏切られることはないからです。

「祈り」とは非指示的に想いを寄せることであり、「手放し」や「許し」がそれをもたらしてくれる。

「祈り」とは、その対象に想いを寄せ、愛を贈ることを指します。それは、結果を期待するのではなく、非指示的なものであり、それゆえに自分自身もまた幸せを感じることができる心のはたらきです。