大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

けんか相手は、自分が忌み嫌って失くしてしまった「大切なかけら」を持っている。

誰でもけんかをするのはイヤなものです。しかし、けんかをしているときは、自分自身が失われた一部を取り戻すチャンスです。けんか相手は、自分が抑圧してしまった、失われたかけらを持っているのですから。

人生最大の悲劇は、人生最高の喜劇に変えられる。

「問題」とは、本来の自分に戻るために起きるもの、という見方をご紹介します。自分の本質からずれてしまったときに、「問題」は起こります。そう考えると、自分で解決できない「問題」は、原理的に存在しないのかもしれません。

「コミットメント」は、自分らしさや自分の本質を教えてくれる。

「コミットメント」とは、ある状況や問題に対して、しっかりと腰を据えて向き合う覚悟のことを指します。そして「コミットメント」することができると、自分の本質に近づくことができます。それは、どうやってこの世界に自分を与えようか、と本気で考えるよ…

愛する人の幸せを願うとき、何ができるのだろう。 ~「コミットメント」の心理とその効用について

「コミットメント」の心理と、その効用についてお伝えします。心理学においては、ある状況や問題に対して、しっかりと腰を据えて向き合う覚悟のことを指します。それは、「いま・ここで・自分ができることを・100%尽くす」という、真摯な態度でもありま…

「怒り」でコントロールしようとするよりも、その奥にある本音をコミュニケーションする大切さ。

「怒り」とは、状況や相手をコントロールする一つの手段です。しかし、それはあまりうまくいかないばかりか、その「怒り」を相手に投影して、さらに状況を悪くしてしまうことがあります。「怒り」をぶつけるよりも、その奥にある本音をコミュニケーションす…

「霊的依存」と「祈り」について

私たちの成長は、「依存」から「自立」、そして「相互依存」へと進みます。しかし、さらにその先に「霊的依存」とよばれる段階があります。「祈り」にも似た、そうした「依存」のかたちについて、お伝えします。

「怒り」を感じたときは、深い感情をコミュニケーションするチャンス。

昨日に続いて、「怒り」についてお伝えします。いまの状況が信頼できないとき、「怒り」を感じます。それは過去の傷ついた経験や痛みを抑えようとするがゆえにですが、そうした深い感情をコミュニケーションするチャンスであると見ることもできます。

春の嵐、ふたたび。 ~2022年 大阪杯 回顧

前週に続いて吹き荒れた、春の嵐。重賞初勝利がGⅠ制覇の偉業もまた、前週と同じとなった。ポタジェの大金星、充実の吉田隼人騎手の騎乗が心に残る、2022年大阪杯となった。

「怒り」が教えてくれる、たいせつなもの。

「怒り」とは、感情のフタと呼ばれるように、その奥に自分の大切な感情を隠すためのものです。怒るのはイヤなものですが、「怒り」はエネルギーの源でもあるため、それを抑圧するのは危険です。「怒り」の性質と、その安全な発散の仕方について、お伝えしま…

「執着」の心理と、それを手放すためのヒントについて。

「執着」とは、人やものごとに対して、選択肢がない状態を指します。それしか選べないというのは、逃げ場がなく、苦しいものです。そんな「執着」をしてしまう心理と、そのゆるめ方についてお伝えします。

「犠牲」から刺激物を求める心理と、罪悪感の関係について。

自分を「犠牲」にしていると、そのうめあわせでさまざまな刺激物を必要とするようになります。そして、そこに罪悪感が絡むと、悪循環を引き起こしてしまうことがあります。しかしそれは、自分の中心と才能を教えてくれるチャンスでもあるようです。