大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

プロに学ぶ上で大切なこと。

その道のプロフェッショナルから学んだり、

その方に依頼することは、人生の大きなショートカットになると思うのです。

その道で膨大な時間をかけてきた方に学ぶことは、自分の力だけでそれをするよりも、はるかに効率的です。

そしてプロの方の力を借りる際に気を付けておくと、その効果が最大限に発揮される点があります。

それは、丸投げせずに意思をもって依頼すること。

 

インターネットやSNSが多対多のコミュニケーションを築いたことで、以前では考えられなかったような仕事をされておられる方が増えました。

以前はマスの需要でしか商売が成り立たなかったのが、ものすごく小さな需要でもそれが市場として成立するようになったということなのでしょう。

今まで知られていなかった英知やノウハウが、探せば簡単に見つかるようになりました。

生きていく上で、全てことを自分一人でやる必要もなく、その道のプロに聞いたりお願いしたりすることは、時間と労力を大きくカットすることができます。

しかしそうした中で思うのは、学ぶ側の姿勢・スタンスによって、その成果は大きく変わってくるように思うのです。

それは、丸投げせずに「私はこうしたいのです」という意思を持つこと。

プロに任せれば大丈夫。

そう思って仕事を丸投げしてえらい目に逢ったことが、恥ずかしながら私もこれまで働いていてあります。

 

「思うてたんと違う!」

という事態にならないために、「私はこうしたいと思うのですが、その上でどうしたらいいと思いますか」、という問いかけやすり合わせを欠かさないこと。学んだり委託したりすることそのものが目的ではなく、それを通じて成し遂げたい「なにか」を見失わないこと。

 

本題からは逸れますが、金銭授受には不思議な魔力があって、その行為だけで満足してしまうことが往々にしてあります。

勉強をしようと参考書を買ったのはいいけれど、買ったことだけで満足してしまい、きれいな背表紙のままホコリをかぶってる・・・そんな経験、私もあります。

そのプロに依頼することで、なにを得たいのか。

そのプロから学ぶことで、なにを成し遂げたいのか。

その意志が明確であればあるほど、プロフェッショナルから学んだり依頼したりすることは莫大な恩恵をもたらすようです。

プロだからと安心せず、金銭授受の魔力に負けず、「こうしたい」という最初の意思がなにより大切なように思います。

今日はそんなことを綴った言葉を。


 

週明けから風邪がぶり返したようで、久しぶりにごっつい体調不良に陥っていた。

けれど昨日の帰りに病院で風邪薬をもらって飲んで早寝したら、今朝めちゃくちゃスッキリしていた。

なぜか「医者とクスリ」に抵抗がある私だけれど、何でもプロに頼るのは大事だなーと改めて思う、晩秋の秋。

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2017.11.16


 

皆さまは風邪など召されてませんか。

週末に向けて冷え込むようですので、どうぞ暖かくしてお過ごしください。