伊勢神宮に初詣に行ってきましたので、今日はその訪問記を。
前日は松阪市内に宿泊しました。
朝から太陽が綺麗で、いい天気の一日になりそうです。
松阪市内から伊勢神宮へは国道23号線をずっと南へ一本道です。一人旅でしたので、道中の写真は撮れませんでした。まあそもそも私が運転が苦手で、地理感覚が全くないというのもありますが・・・
午前8時過ぎに松阪市内を出発しましたが、23号線はスイスイと流れていました。道中で全く制限速度の看板を見なかったのは気のせいでしょうか。途中、私のファンかパパラッチが設置したものと思われる自動カメラが2基ほどありましたので、そっとやり過ごします。人気者はツラいものです。
さて、伊勢市内に入ると車が増え始めます。
内宮の河川敷の駐車場を目指したのですが、その途中で渋滞に捕まります。やはり正月開けて三連休の中日、この時間でも渋滞が始まっています。
すると、あろうことか猛烈な腹痛に襲われます。
渋滞の中、降りるわけにもいかずに一人で来ていたことを猛烈に後悔し始めます。
限界が近づき、遠のく意識の中で、ある意味一人で来ていてよかったのかな・・・と遠い目をし始めた頃に、地獄に仏。腹痛時にコンビニ。ファミリーマートを発見して、何とか事なきを得ます。
お酒を飲んだ翌日は、気を付けないといけません。
さて、本来は外宮にお参りしてから内宮に参詣するのが正しい順序だそうなのですが、今回は内宮だけのお参りにしました。
ようやく着いた河川敷の駐車場。渋滞に捕まってから停めるまでに1時間かかってしまいましたが、車を降りると1月にしては暖かい陽気でした。
雲が不思議な形をしています。
川沿いをテクテクと歩いていくと、また変わったかたちの雲がお出迎えしてくれます。これもまた何かの鳥が飛んでいるような不思議なかたちです。
テレビでよく見るあの橋が見えてきました。
橋を渡った右手に見える赤福さんの本店には、もうすでに行列ができています。
有名な宇治橋から五十鈴川を望みます。
この日は次々と雲のかたちが変わっていき、見ていて飽きませんでした。この写真の雲も、なかなか不思議なかたちをしています。
参道のわきに生えている杉はどこまでもまっすぐで、男性的なエネルギーを感じさせます。以前に多度大社のある多度山に登った時も、おなじようなまっすぐな木が林立していたのを思い出します。
かと思うと、こんな雅な松があったりと、参道は歩いていて飽きません。
そんなこんなで、正宮にお参りをしてきました。たくさんの人が、心静かに頭を下げてお参りをしておられました。
さて、正宮へのお参りも終えて、おかげ横丁を通って帰り道です。
伊勢うどんのお店の前で、猫さんが佇んでいました。
うどんが食べたいのでしょうか。
そして、おかげ横丁の中の伊勢路名産 味の館でこの方にお会いできました。
かつおの天ぱく 店主、天白幸明さんです。
以前、こちらの記事でご縁をご紹介させて頂きました。
何でも元旦からこちらで初詣のお客さまを接客されておられるとのことでした。お伊勢さんの神さまのみならず、鰹節の神さまにもお会いできるとは新年早々ありがたいことです。
そんなこんなお伊勢さん参りでしたが、帰り道で不思議なことが起きました。
車のスペアキーが、ポケットの中で外れていたのです。
今まで一度も外れたことがなかったのですが、不思議です。
お伊勢さんの神さまたちが、もうちょっとゆっくりしていったら?とおっしゃっていたのでしょうか。
それとも、スペアが外れた=しがらみや思い込みや観念がこれからもっと外れるよ、というメッセージでしょうか。
第六感や霊感は鈍い私ですが、そんなよしなしごとを考えながら、河川敷の駐車場を後にしたのでした。
さて、今日は成人の日ですね。
新しく成人を迎える方の門出が幸多きことをお祈りすることにしましょう。
どうぞ、ごゆっくりお過ごしください。