先日の札幌旅行の中で「北海道神宮」を訪れましたので、今日はその訪問記を。
そうしようとしたわけではないけれど、気づけば今年は多くの神社仏閣をめぐっていました。
そんなことを神社に詳しい友人の方にお話ししていたら、北海道神宮に行くべし!とのアドバイスを頂きましたので、訪問してきました。
北海道神宮は札幌市の西、プロ野球の巨人戦がよく行われる円山球場の近くにあります。
実は札幌は京都を模して設計された風水都市で、この緯度でここまで発展した都市は札幌以外にはないというお話を、この旅行中に伺いました。
そして風水において最も重要な位置に、この北海道神宮が鎮座しているとのこと。
この日も雨予報だったのですが、朝から気持ちいい青空が出ていました。
一礼して立派な鳥居をくぐります。
北海道神宮は明治2年に、時の明治天皇の詔により北海道の開拓の守護神としてその歴史を刻み始めたそうです。
主祭神は大国魂神(おおくにたまのかみ)、大那牟遅神(おおなむちのかみ)、少彦名神(すくなひこなのかみ)、そして昭和39年に明治天皇が鎮座されたそうです。
明治天皇が主祭神とは知らず、意外でした。
気持ちのいい参道。
朝早いこともあってか、人通りも少なく凛とした空気が流れています。
手水舎も、心地よい雰囲気。
本殿への入り口。
雄大さを感じさせます。
本殿に入って、参道を振り返った景色。
この風景がとっても素敵でした。
まっすぐで、凛として雄大で。
私の中の北海道のイメージそのままでした。
本殿にお参り。
ほとんど人もおらず、静かに手を合わせることができました。
境内には美しい花も咲いていました。
春には桜と梅が同時に咲くそうで、たくさんの人が花見に訪れるそうです。
境内には北海道の黎明期に尽力した方々をお祀りする「開拓神社」もあり、お参りしてきました。
御祭神は北海道開拓の功労者、三十七柱。
伊能忠敬、本田利明、間宮林蔵、島義勇という歴史上の偉人たちの名が見えます。
彼らの尽力により、今こうして札幌の地を訪れることができることに感謝して、手を合わせてきました。
境内には暖かい雰囲気の樹木がたくさんでした。
思わずその木に触れて、癒されてきました。
凛としながらも、暖かく包み込むような雄大なエネルギー。
北海道神宮のそんな雰囲気を堪能させて頂きました。
ぜひまた時期を変えて、訪れたいと思います。
今日もお越し頂きましてありがとうございました。
どうぞ、ごゆっくりお過ごしください。