大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー見習い。

また会いたいな。

傷つくほどに、繊細になれた。


繊細になるほどに、分離していった。


分離するほどに、孤独になれた。


孤独になるほどに、奥歯は磨り減っていった。


磨り減った奥歯の欠片は、


優しさになった。


優しくなるほどに、世界は美しくなった。


あなたのいない世界は、


美しかった。


残酷な分だけ、美しかった。

 


どうして人は別れるのだろう。


どうして人は、


傷つくために生まれてくるのだろう。

 


「サヨナラ」という言葉が、嫌いだ。


「サヨナラ」という言葉が、なければいいのに。


「サヨナラ」という言葉が、この世になければいいのに。


人はなぜ「サヨナラ」という言葉をつくったのだろう。


もしかしたら、また会うためかもしれない。


また会えるかな。


また会えるよね。


また会いたいな。

 


願わくば、晩秋の名残の銀杏が吹雪く街で。


願わくば、薄いヴェールを掛けた冬空の下で。


願わくば、童心無垢の笑顔とともに。

 


また会えるかな。


また会いたいな。


また会えるよね。


きっと、また会えるよね。

 

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