大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。それでも、愛することを諦めきれないあなたへ。

断酒日記 【365日目】 

昨年の11月3日から始めた断酒が、今日で365日目となった。

ちょうど1年である。

息子とカメにエサをやりながら、酒を断とうと思いついた、1年前の小雨の降る橋の上。

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あれから1年と思うと、あっという間のようで、また濃密な時間だったようで。

時間の流れの感覚というのは、不思議だ。

「自分でこれをやる」と肚をくくった行動を取り始めると、時空が歪む。

あれ?あのときから、もう3年も経っているの?

え?あれから、まだ1年しか経ってないの?

そんな感じを受ける記憶が、増えてくる。

それは言い換えれば、自分の人生を生き始めると、時間は関係なくなる、ということかもしれない。

何かを始めるのに、遅すぎることはない。

よく言われる金言だが、それは自分の人生を生き始めると、時間など気にならなくなる、という感覚なのかもしれない。

逆に、この生の終わりまでの時間を気にするようになる。

いつ、自分の生が終わりを迎えるかというのは、誰にも分からないが、それでもそれが有限であることだけは、誰もが知っている。

そして、知っていると、肚の底で理解しているとは、違うことなのだと実感する。

限られた生の時間を、何に投下するのか。

その問いは、年を重ねるごとに、重い意味を成すようになってきたように思う。

その重みの分だけ、自分の人生を生きられるようになったのかもしれない。