大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

うすべに色の、春。

時に立春。
あるいは黄鶯睍睆、うぐいすなく。

初音とよばれる、春の声を聞けるころ。

暖かい日が続いたかと思えば、大寒のころを思わせる冷たい風が吹き。

それでも、三寒四温のことばの通り、春はゆっくりとしながらも、歩みを止めない。

うぐいすの声。
山菜の苦み。
空の香り。
風や空気の肌触り。

五感で春の訪いを感じることが増えてきた。

やはり、春の訪れは嬉しいものだ。

今日は、淡い色の春を見つけた。

いつか見た色のような、それでいて、ここにしかいないような。

うすべに色の、ちいさな、春。

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