大嵜直人のブログ

たいせつな何かをなくした心に、ともしびを。

ストレッチ日記 ~吐いてから、吸う。

なんだかんだと続けているストレッチ。

1セットで30分弱くらいのメニューを、Youtubeを参考に、淡々と。

 

なかなかお手本の方のように見事な開脚まで至らないが、それでもいろんな身体の部位を伸ばしていると、気持ちがいいものだ。

 

 

やわらかさとしなやかさは、健康と同義であるように感じる。

それは、身体も、こころも、変わらない。

 

カチカチになった身体は、さまざまな痛みとなって現れてくる。

凝り固まった考えや価値観は、視野を狭めて、自分を苦しくする。

 

運動やストレッチにせよ、新しい知識のインプットにせよ、適度な刺激を与え、柔軟性を保つことは、たいせつなことだ。

 

そして、それは往々にして、毎日の習慣で積み重ねていくしかないようだ。

 

ローマは一日にして成らず。

真理はごくごく単純なことだ。

 

これだけ、いろんな情報があふれていると、「かんたん」「お手軽」「すぐに」といったフレーズに目を奪われてしまう。

けれど、真理はいつも「なんだ、やっぱりそうか」というところにあることを、忘れないようにしよう。

 

 

さて、そんなストレッチであるが、否が応でも自分の呼吸に意識が向く、というメリットがある。

 

どのインストラクターも、解説も、ストレッチの最中には呼吸を止めてはいけない、と言う。

呼吸を止めると筋肉や腱が固まるので、その状態でストレッチをすると、痛めてしまうそうだ。

 

ほんの少しずつでも、ゆるやかに呼吸を続ける。

そうしていると、固かった筋肉が少しずつ、少しずつ、ほぐれて伸びていく。

 

その感覚は、心地よいものだ。

 

そうする過程で、今日の自分の呼吸は浅いな、というように気づくこともある。

 

もちろん、気付いたからどうこうする必要はない。

ただ、「そうだったんだな」と意識が向くだけでいい。

 

内省とは、そういうものなのだろう。

 

 

そして、ストレッチの最中に無理なく呼吸をするコツは、「吸う」よりも「吐く」ことを意識することだと感じる。

 

呼吸と聞くと、なぜか私たちは「吸う」ことに意識が向く。

 

ラジオ体操でも、「吸って~吐いて~」という順番だからだろうか。

 

ところが、なかなか意識して「息を吸う」ことは難しい。

ストレッチの最中もそうだし、たとえば緊張をほぐそうと深呼吸をしようとするときを思い浮かべてみても、そうだと思う。

 

舞台やスピーチの本番前に、緊張をほぐそうと深呼吸しようとしても、なかなか深く息が吸えないものだ。

 

そうではなくて、先に、「吐く」。

 

意識的に息を吐くことで、身体は緩み、そして深く息を吸える。

 

「呼吸」という漢字は、まず「呼=息を吐く」がきて、その後で「吸=息を吸う」という文字がくる成り立ちになっている。

おそらくは、そういう順番なのだろう。

 

吸う~吐くではなくて、まず、吐く。

 

それにより身体もこころも、緩むことができる。

 

ストレッチをしながら、自分の呼吸を観察しながら、そんなことを感じる。

 

なかなかきれいな開脚をできるまでには至らないが、また少しずつ続けて行こうと思う。

 

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