大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

非効率な、偏愛について。

偏愛しているノートパソコンのThinkPad。
昨年ノートパソコンを買い替えることになった際に、学生時代に出逢ったその打鍵感を思い出し、再会した名機です。

その打鍵感は素晴らしく、やはりキーボードを打っていて心地よく感じます。
音声入力や、スマホでの文章作成も、いろいろと方法はあるのですが、やはりこのThinkPadを開きながら書くことが、一番しっくりとくるようです。

そんなThinkPadですが、これまでほとんど自宅での据え置きで使っていました。
外出しているときは、スマホを使って文章作成をしておりました。

そんなこんなでしたが、ふと外でもこのThinkPadを使ってみたくなりました。

持ち運ぶにあたり、自宅にあったウレタンの緩衝材と紙の手提げを使っておりましたが、さすがに不用心だと思い、キャリーケースを買うことにしました。

わたしのThinkPadは14インチ、約1.5kgのサイズのため、外に持ち歩くにはギリギリのサイズ感。長く持ち歩くには、少し重く感じるでしょうか。
もう一つ下のサイズの方が、モバイル用としてはいいのかもしれません。

けれど、それでもいいのです。
お気に入りを持ち歩けることが、楽しい。

ほんとうは、このノートパソコンで書く文章を、スマートフォンで書ければ一番効率がいいとは思うのですが、スマートフォンだと勝手が違って感じてしまい、同じように書けないのです。
どうも、偏愛というのは非効率なようです。
けれど非効率でも、エネルギーをかける価値があるようにも感じます。

年代ものの外国の車を好む方も、そんな感じなのでしょうか。

なにはともあれ、自分の好きに触れる時間を増やせるのであれば、それはやる価値のあることのように感じます。
何はともあれ、とりあえず好きなThinkPadを持ち歩いてみようと思います。

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