大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

大暑の末、夏の終わり。

それにしても、暑い日が続きます。

今日は曇り空だったのですが、湿気が高いせいで蒸し暑く感じます。
水分補給をこまめにして、熱中症に気をつけたいものです。

熱中症といえば、子どもごころに覚えているのは「日射病に気をつけましょう」というフレーズなのですが、いつのころからか「熱中症」の呼び方になっていました。
調べてみると、熱中症は日射病を含めた症状の総称のようです。

屋外の直射日光が当たる環境だけではなく、屋内でも体温調節には気を付けるように、という変化なのでしょうか。
いずれにしても、「まだ大丈夫」と感じたら、そこで休息を取りたいものです。

さて、そんな暑い日が続きますが、暦の上では今日が「大暑」の終わりのようです。
そうなると、明日は「立秋」。

この猛暑が続く中では、なかなか実感もないのですが、暦の上ではもう夏も終わりのようです。

夏が過ぎゆくと思うと、不思議と何かを探したくなります。
まだまだ暑い8月は続くのですが、どうしても過ぎゆくことにこころが惹かれるのです。

スマートフォンに入っている、この夏に撮った空の写真を眺めて、その色を思い出したりしてみたり。
それは過ぎ去ったことを嘆いたり、悔いたりすることとは、また違うようです。

ただなつかしく、いつくしむように。
その色を、光の加減を、その空気を、思い出してみたり。

あの色の空は、またどこかで見られるのだろうか。
いや、以前にどこかで見たのだろうか。

そんなことを想いながら。
ただ、夏が過ぎゆくのを、そのままに感じるのです。

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