大嵜直人のブログ

たいせつな何かをなくした心に、ともしびを。

立秋の空に。

暦の上では、秋立てる日を迎えました。

七十二候では「涼風至、すずかぜいたる」、徐々に秋の涼しい風が吹き始める時候。

 

実際には、明日の名古屋は37度予想と、まだまだ厳しい暑さは続きます。

それでも、季節は確実に流れていくようです。

 

暦の上では「立秋」と聞くから、暑い中にも秋を探す意識が出てくるのか。

それとも、実際に秋の気配が感じられるから、「立秋」という言葉に重みが出るのか。

 

そんなことを考えてしまいます。

言葉は実存の先に立つのか、それともその逆なのか。

西洋哲学が考えてきた、そんな問題を想起させてくれます。

 

「暦の上では」という慣用句は、私たちに移ろう季節の速さ、そして尊さを教えてくれます。

一方で、今日この目の前の空の色、風の手触りは、次に迎える季節の匂いを内包しているようです。

 

そのどちらも、季節を愛でることには、変わりがないように思います。

 

それでも、空を見上げると、たしかに昨日から色合いが変わったように感じます。

その色に、秋を想います。

 

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