大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

大暑、最も暑いこの頃に、夏のはかなさを想うこと。

風情がない、と昨日書いておきながら、なんですが。

夏の情緒を感じた、というお話です。

「ああ言えばこう言う」は、心理学でもありますしね笑

 

時候は、「大暑」です。

一年で最も暑いとされる時期です。

その分、身体にも負担がかかるので、土用の丑の日などがあったりしますよね。

今年は、土用丑が2日ある、めずらしい暦の年だそうです。

けれども、この時期になると、もう日が短くなってきているのを感じるんですよね。

夏至から徐々に短くなってきてはいるのですが、この時期になるとそれがはっきりと感じられるのです。

特に、この時期の夕方なんか、歩いていると「あぁ、もうこんな空の色なんだ…」と感じるんです。

それがもう、ピークを過ぎたというか、勢がなくなったというか、そういった感じを受けるのです。

夏はこれから本番のような時期にそれを感じるのが、実に夏らしいというか、なんというか…切ないんですよね。

あぁ、今年も夏が来るんだけど、もうすでに終わりの気配を纏っているというか…

この時期の夕暮れの色は、ほんとに切ないんです。

 

この一番暑いこの時期に、それを感じるのが、実に示唆的なように感じます。

盛りのときにこそ、もう衰退は始まっている、というか。

もちろん、それがどうこうというわけでもなく、それが自然の摂理なのでしょう。

それを毎年、はかなさとせつなさを感じながら、想うのです。