大切な人を喜ばせようとするとき、私たちは元気になりますし、無限にエネルギーが湧いてくるものです。
その大切ない人に接するように、自分自身と接してみてはいかがでしょうか。
1.自分自身の状態を測る習慣を
先日の記事では、自分自身の状態を測る習慣を、というテーマでお伝えしました。
自分を大切にする、自分を愛するというのは、どこでも大切なこととして言われるものです。
このブログでも、いつも書いていますよね笑
しかし、自分を大切にするにしても、いまの自分がどういう状態なのかを知らなければ、大切にしようがないものです。
たとえば、いま足をケガをしているような状態なのに、「身体を動かすことは大切だから、今日から毎日ランニングだ!」と言われても、「うーん…」となってしまいますよね。
そうした意味で、いまの自分の状態を「測る」ことを習慣づけるのは、とても大切なことです。
昨日の記事では、毎朝起きたときに、「いまの気分は、どうだろう?」「身体の調子は、どうだろうか?」と、自分に問いかけてみる習慣をご紹介しました。
もし、そこで「よく分からない」と感じても、いいんです。
そこで問いかけたことに意味がありますし、それを続けていくことで、変わっていくことがあります。
2.自分の状態を否定しない
そして、いまの自分の状態を知ることができたなら、まずはその状態を否定しないであげることです。
「こんなくらいで、疲れていちゃダメ」
「もっと前向きにならないと」
とか、そうした判断やダメ出しは、しなくていいんです。
ただ、「あ、いまの自分はそうなんだな」と、その状態を受け入れてあげる。
まずは、それでいいんです。
その上で、その状態の自分に対してできることを探してみるのです。
休息が必要なのか。
息抜きや遊びが必要なのか。
それとも、がんばってトライしてみることが必要なのか。
このあたり、「どうやったら、この人を喜ばすことができるだろう」という見方で、自分自身を見ることができたら、いいですよね。
大切な人と接するように、自分自身と接する。
それができたら、なによりも大きな自分自身を大切にする一歩目になるのでしょう。
3.大切な人と接するように
大切な人と接するとき、どうやったらこの人を笑顔にできるのか、どうやったらこの人を喜ばせることができるのかを、私たちは考えるものです。
もちろん、関係性が近くなるほどに、そこにいろんな難しさがともなうものではありますが。
ただ、人を喜ばせようとするとき、私たちの中にはすごくエネルギーが湧いてくるものです。
誕生日会とか、何かのお祝いのパーティーとかって、そういうエネルギーのかたまりですよね。
人を喜ばせようとするとき、私たちは自分自身も、元気になる。
もちろん、それを自分の周りの人に対してするのもいいんですが、そのエネルギーを少しだけ、自分自身に向けてみてはいかがでしょうか。
人にはすっごいご馳走を準備しておいて、自分は「これでいいんです」と、すごく質素なごはんにしたりしていませんか?
その大切な人に接するように、少しでも自分に接することができたら。
何よりも大きな、自分自身を愛することになるのではないでしょうか。

今日は、大切な人に接するように、自分自身に接してみる、というテーマでお伝えしました。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
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