大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

温泉で緩んで、故郷を感じた日。

今日はなんということもない、エッセイです。

先日、温泉に行ってきました。こちらの日帰り入浴温泉です。

尾張温泉東海センター 公式サイト

以前に伺ったことはあったのですが、久しぶりに訪れることができました。

愛知県で唯一、100%源泉かけ流しの温泉とのことで、たくさんの入浴客でにぎわっていました。

いやぁ、やはりいいですね、温泉は笑

ゆっくり湯船に浸かって、帰り道は身体が緩んでぽかぽかでした。

がんばること、ゆるむこと。

その繰り返しですよね。

どちらかだけに偏っても、よろしくないのでしょう。

 

帰り道、車窓から見える冬枯れした田んぼの景色を見ていると、郷愁に駆られました。

私の生まれは、この温泉からもう少し離れたところにあるのですが、それでも同じ愛知県の西側というか、近しい感じがしたんですよね。

稲刈りが終わって、枯れた色の田んぼが広がっていて、たまにぽつりぽつりとマンションがあって。

それは、どこにでもあるような風景なんですけれど、郷愁を誘う、どこにもない風景でした。

緩むことができたのも、もちろん温泉の力なんですが、それ以上に、故郷の水が合うというか、そういう感覚なのかもしれません。

いや、源泉かけ流しですし、ものすごくいい温泉なんです。

けれど、それ以上になんというか、こう、ごまかせない感じというか、そういった感覚があるんですよね。

それは、いいも悪いも含めて、です。

「気に入っていようが、いまいが、それが自分のアイデンティティの一部である」

といったような感覚でしょうか。

故郷には、いい思い出もあれば、苦い記憶もあります。

もちろんそれは、誰でもそうなのでしょうけれども。

そういったものも含めて、それも自分の一部というのが、故郷というものなのでしょうか。

ただ、温泉で緩んだ帰り道、そのいいも悪いも、なんだかそれでいいのかな、という感覚になったんですよね。

そう思えると、不思議と安心感が出てくるものです。

故郷に対して、そういった感じになるのは、初めてのことだったかもしれません。

温泉で、緩んだおかげでしょうか。

 

やはり、温泉はいいですね。

何もしていないと、どうしても身体も心も固くなるものです。

意識して、通ってみたいと思います。