時候は「立春」を過ぎ、「雨水」に入りました。
降る雪が雨に変わり、雪解けがはじまる時期とされます。
山の雪も解け始めて平地を潤すことから、農耕をはじめる時期でもありますね。
この「雨水」の時候の名は、私は好きなんですよね。
なんと言うんでしょうか…立春を過ぎた後に、「雨」が春を深めるのって、すごく美しいじゃないですか。
雨も、季節によっていろんな表情を見せてくれるものです。
七十二候でも、「土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)」。
その雨が土に潤いをもたらすころですね。
きりっと寒い冬の雪から、潤いの雨に。
その変化が、春を深めていくのでしょう。

さて、私の家の近所の梅も、ようやく咲きました。
白く小さな、美しい花。
この梅の花を見ると、春がやってきたなぁ、と実感します。
つい、その香りを嗅いでみたくなります。
その白い美しさと、ほのかな香り。
歳を重ねるほどに、それらに出会える喜びは大きくなってきた気がします。
なんでしょうね。
毎年会えるのはそうなんですが、それ以上に、「今年も会えましたね」という喜びが大きい気がします。
歳を重ねるほどに、生きることも味わい深くなるのでしょうか。
それにしても、梅の花には青空がよく映えますね。

少しずつ、寒さもゆるんできました。
生き物たちも、徐々に活動をはじめるころでしょうか。
とはいえ、まだまだ寒い日もあります。
どうぞ、暖かくしてご自愛くださいませ。