大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

曇天の下の黄色に目をうばわれる、霜月の熱田さん。

早いもので、もう11月に入りました。

霜月とはいえど、私の住んでいる名古屋市では、まだ霜が降りるまでは冷え込んでいないようです。

ただ、少しずつ気温は下がってきています。

ほんとに、気持ちのいい季節は一瞬で過ぎていきますね。

それにしても、2024年があと2か月を切ったと思うと、びっくりしますよね…

そんな霜月のはじめ、熱田神宮に参拝することができました。

いつもの南門。

この日はついたちでしたが、それほど参拝客は多くなく。

いつもの朔日のお祭りが、別の場所で行われているようですので、そのせいもあるのでしょうか。

しずかな参道に、鳩さんが気ままにお散歩していました。

五色の旗がたなびく、上我麻知神社。

この日は曇り空。

午後から雨の予報でしたが、なんとか傘を差さずに参拝できてよかったです。

前日の夜も雨だったので、ところどころに水たまりが。

どこか、それが秋らしさを感じさせるようでした。

だいこくさまと、えびすさまの前で、深く頭を下げているご夫婦と思わしき男女の姿が。

ついたち、月初というタイミングを考えると、ご商売をされている方だったのでしょうか。

商売をしていれば、いいときもあれば、悪いときもあるのでしょう。

それでも、毎月変わらず手を合わせる時間があるというのは、実にありがたいことなのかもしれません。

そう考えると、やはりだいこくさまとえびすさまは、偉大だなと思うのです。

私も静かに手を合わせ、その方たちの祈りが届きますように、と祈ってきました。

上我麻知神社の脇には、黄色く色づいた葉っぱが。

周りはまだまだ緑色ですが、一枚だけ色づいていました。

もう霜月、そろそろ他の葉も色づいていくのでしょうか。

秋が、深まっていくようです。

本殿を正面から。

ここでも、静かな時間が流れていました。

何をするわけでもなく。

ただ、手をあわせて頭を下げる。

その時間があることが、ありがたく。

ここに来られたことに感謝して、また霜月をはじめましょう。

これをお読みのあなたさまの霜月にも、祝福を。