感情はよく天気にたとえられるように、それをコントロールしようとすると、おかしなことになります。
私たちにできるのは、それを感じて、ただ流れていくのに任せることだけです。
1.感情には、時間の概念がない
昨日は、感情には、時間の概念がない、というテーマでお伝えしました。
感情とは実に不思議なものですが、その不思議な点の一つに「感情には時間の概念がない」というものがあります。
私たちの心に感情が沸き起こったとき、それを感じないでいると、ずっと残り続けます。
抑え込んでしまった、寂しさ。
抑圧してしまった、悲しさ。
そうして抑圧してしまった感情は、時間が経っても消えることはなく、ずっと私たちの心の奥底に残り続けます。
これが、しんどいんですよね。
「ある」ものを隠しておこうとすると、けっこうなエネルギーを使うものですから。
しかし、それは同時に、たとえ時間が経ってしまったとしても、そのとき感じられなかった感情を感じて、癒していくことができる、と見ることもできます。
傷ついたり、痛みを感じたり、ネガティブな感情を抱いたとして、それからどれだけ時間が経ったとしても、私たちはそれを癒していくことができます。
感情には時間の概念がない。
それは、怖いことでもありますが、救いでもあります。
2.感情は天気のようなもの、コントロールできないもの
感情には、時間の概念がない。
それゆえに、感情を感じるのを抑えてしまうと、いつまでもその感情に引きずられてしまいます。
よく、感情は天気にたとえられます。
それは、日々移ろいゆくものであり、コントロールできないものだからです。
明日が雨の予報だからといって、「雨はイヤだ!」とばかりに外に出ても、ずぶ濡れになるだけです。
晴れならば晴れ、雨ならば雨、その時々の天気を受け入れていくしかありません。
それをコントロールしようとすると、おかしなことになります。
感情もまた、同じです。
感じてしまったもの、湧きあがってきたもの、それはもう、仕方がないんですよね。
それを「悲しみはイヤだから、要らない」としようとすると、おかしなことになります。
悲しみを感じたら、そのままに流してあげるしかないのです。
寂しさを感じたら、その寂しさに身を任せるしかないのです。
ただ、それを流していくだけしか、私たちにはできません。
3.ただ、流れるに任せるのみ
理由なく、もの悲しいときもあれば、わけもなく寂しいときも、あるのでしょう。
もちろん、何か自分の周りで起こったことや、見聞きしたことで、何かを感じることもあるでしょう。
そこに、何か原因などを求めたり、「これはよくない」とか判断を入れなくていいんだと思います。
悲しいときに、思い切り悲しむ。
楽しいときは、思い切り楽しむ。
憤りを感じたら、ちゃんと怒る。
寂しさを感じたなら、そこの寂しさに浸ってあげる。
愛おしさを感じたなら、その愛に身を浸してみる。
それが、自分を大切にすることであり、愛することなんだと思います。
そして、それこそが人間らしさでもありますよね。
もちろん、その瞬間瞬間では、感情に浸っていられないこともあります。
仕事や家事で忙しかったり、やらなければいけないことが迫っていて、感情を感じる暇もないことがあるかもしれません。
そんなときは、後からでもいいんです。
感情には、時間の概念がありませんから。
今日感じたこと。
それをゆっくりと振り帰る時間を持つだけでも、いいんです。
そこから、自分を愛することは、始まっていくのでしょう。

今日は、感情はコントロールできない、というテーマでお伝えしました。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
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