大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

感情はコントロールできないから、ただ流れていくのに任せるだけ。

感情はよく天気にたとえられるように、それをコントロールしようとすると、おかしなことになります。

私たちにできるのは、それを感じて、ただ流れていくのに任せることだけです。

1.感情には、時間の概念がない

昨日は、感情には、時間の概念がない、というテーマでお伝えしました。

感情には、時間の概念がない。 - 大嵜直人のブログ

感情とは実に不思議なものですが、その不思議な点の一つに「感情には時間の概念がない」というものがあります。

私たちの心に感情が沸き起こったとき、それを感じないでいると、ずっと残り続けます。

抑え込んでしまった、寂しさ。

抑圧してしまった、悲しさ。

そうして抑圧してしまった感情は、時間が経っても消えることはなく、ずっと私たちの心の奥底に残り続けます。

これが、しんどいんですよね。

「ある」ものを隠しておこうとすると、けっこうなエネルギーを使うものですから。

しかし、それは同時に、たとえ時間が経ってしまったとしても、そのとき感じられなかった感情を感じて、癒していくことができる、と見ることもできます。

傷ついたり、痛みを感じたり、ネガティブな感情を抱いたとして、それからどれだけ時間が経ったとしても、私たちはそれを癒していくことができます。

感情には時間の概念がない。

それは、怖いことでもありますが、救いでもあります。

2.感情は天気のようなもの、コントロールできないもの

感情には、時間の概念がない。

それゆえに、感情を感じるのを抑えてしまうと、いつまでもその感情に引きずられてしまいます。

よく、感情は天気にたとえられます。

それは、日々移ろいゆくものであり、コントロールできないものだからです。

明日が雨の予報だからといって、「雨はイヤだ!」とばかりに外に出ても、ずぶ濡れになるだけです。

晴れならば晴れ、雨ならば雨、その時々の天気を受け入れていくしかありません。

それをコントロールしようとすると、おかしなことになります。

感情もまた、同じです。

感じてしまったもの、湧きあがってきたもの、それはもう、仕方がないんですよね。

それを「悲しみはイヤだから、要らない」としようとすると、おかしなことになります。

悲しみを感じたら、そのままに流してあげるしかないのです。

寂しさを感じたら、その寂しさに身を任せるしかないのです。

ただ、それを流していくだけしか、私たちにはできません。

3.ただ、流れるに任せるのみ

理由なく、もの悲しいときもあれば、わけもなく寂しいときも、あるのでしょう。

もちろん、何か自分の周りで起こったことや、見聞きしたことで、何かを感じることもあるでしょう。

そこに、何か原因などを求めたり、「これはよくない」とか判断を入れなくていいんだと思います。

悲しいときに、思い切り悲しむ。

楽しいときは、思い切り楽しむ。

憤りを感じたら、ちゃんと怒る。

寂しさを感じたなら、そこの寂しさに浸ってあげる。

愛おしさを感じたなら、その愛に身を浸してみる。

それが、自分を大切にすることであり、愛することなんだと思います。

そして、それこそが人間らしさでもありますよね。

もちろん、その瞬間瞬間では、感情に浸っていられないこともあります。

仕事や家事で忙しかったり、やらなければいけないことが迫っていて、感情を感じる暇もないことがあるかもしれません。

そんなときは、後からでもいいんです。

感情には、時間の概念がありませんから。

今日感じたこと。

それをゆっくりと振り帰る時間を持つだけでも、いいんです。

そこから、自分を愛することは、始まっていくのでしょう。

今日は、感情はコントロールできない、というテーマでお伝えしました。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

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