昨日、2018年のダービー馬・ワグネリアンの訃報がありました。
胆石による多臓器不全とのことでしたが、現役のダービー馬だけに、なぜ、早すぎる、という想いは尽きません。
ワグネリアンは、個人的にはとても思い入れのある馬でした。
自分と向き合い、自分の人生を生きることをはじめたのが、2016年ごろだったでしょうか。自分の過去の傷であったり、痛みであったり、そういったものと向き合う中で、自分の人生、ライフワークといったものを探し始めました。
そのなかの一環として、2017年からここで書くことを始めました。
誰にも求められるわけでもなく、ましてお金になるわけでもなく。ただ、毎日書いていました。日々の情感や、あるいは自分が好きなことを。
それらは心の内面や、音楽のこと、お酒のこと、人のつながり、そして競馬のことを、書いていました。
そんな2018年の5月に、「ダービーの記事を寄稿してもらえませんか」とお声がけを頂きました。いまでも寄稿を続けている、競馬コラム&ニュースの「ウマフリ」様からでした。
自分のブログやSNS以外の場所で、自分を晒すことの怖さ、そして驚きと喜びを、よく覚えています。もちろんそれは、いまでも変わらないのですが。
そのつながりで、昨年は書籍に原稿をご掲載いただくまでになりました。
その思い出深い年のダービーを勝ったが、ワグネリアンでした。
福永騎手が19回目の挑戦にして、初めて勝ち取ったダービー・ジョッキーの栄誉。中京競馬場のターフビジョンで観戦していましたが、涙が止まりませんでした。
ずっと何者にもなれなかった私に、情熱の頬を灯してくれた、あのダービー。
ある意味で、私の人生のターニングポイントのダービーだったのかもしれません。
そんなワグネリアンにどうしても恩返しがしたく、ウマフリ様に追悼記事を寄稿いたしました。
ご一読下さると、うれしく思います。
〇これまでウマフリ様に寄稿した記事の一覧です。
〇星海社様「競馬 伝説の名勝負」シリーズに執筆いたしました!
ウマフリ様のご縁で、こちらの書籍に記事を執筆いたしました。