大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

涼風至(すずかぜいたる)、ほんの少しの変化を愛でる、ということ。

時候は「立秋」を迎えました。

え?秋?という感じですが、「暦の上では」もう秋なんですよね。

これ以降の暑さは、猛暑でも酷暑でもなく、「残暑」になります。

いやいや、まだ盛りの暑さでは…と思うのですが、容赦ない暑さが少しだけ緩んで、ここ数日の早朝などは少しだけ涼しい時間がありました。

「おや、立秋迎えて、少しだけ変わったのかな」と思ったのですが、日中は変わらずの酷暑ですね。

いや、もう残暑のはずなのですが笑

 

七十二候では、「涼風至(すずかぜいたる)」。

暑い夏の風が、秋の涼しい風に変わり始めるころとされます。

まさに、ですよね。

ほんの一瞬でも。

ちょっと涼しい風が吹くと、秋のはじまりに想いを寄せることができるようです。

この、ほんの少しの変化というのが、大切なんですよね。

たとえば、自分自身にしても、そうです。

大きく変わらなくても、いいんです。

昨日から、ほんの少しでも変わったこと。

あるいは、一か月前から、少しだけでも変わっていたこと。

ほんの少しだけであっても、その変化を見つけて、それを愛でていくこと。

それを繰り返していくことは、この上ない自己受容であり、自分を愛することに他なりません。

それは、季節のめぐりを愛でることと、同じようなものかもしれません。

たくさんでなくて、いいんです。

ほんの少しの変化。

その変化が「ある」という目で、見てみること。

それが、自分を愛でることにつながるのでしょう。

 

さて、立秋過ぎたとはいえども、とてもそうは思えないような暑い日が続きます。

どうぞ、ご自愛くださいませ。