それにしても、風が気持ちい季節になりました。
「薫風」「風薫る」とはよく言ったもので、この時期の心地よさを表現するのに、これほど美しい表現はないように思います。
新緑の美しい緑とあわせて、ほんとうに外を歩くのが気持ちい季節ですね。
ずっと、この気持ちいい季節が続けばいいのになぁ、とそんなことすら思ってしまうような季節です。
時候は「穀雨」も末になりました。
七十二候では、「牡丹華(ぼたんはなさく)」。
大きく美しい花を咲かせる牡丹が、その花を開かせるころとされます。
「王者の風格」という花言葉を持つように、誇らしげな花を咲かせるのが牡丹ですね。
心地よい季節。
何かと動きたくなる季節でもありますよね。
外へのお出かけもそうですし、何かと新しいことを始めることも、そうでしょうか。
過ごしやすい気候に、いろいろと予定を詰め込んでしまいたくなるものです。
ただ、徐々に気温が上がっていくこの時期は、意外と身体には負担がかかっているものです。
熱いものを放っておいても勝手に温度は下がっていきますが、温度を上げるためには火にくべるなりしないといけません。
温度が上がっていく方が、不自然であり、また不安定なんですよね。
温度が日増しに上がっていくころは、それだけ身体にかかる負担も大きいのでしょう。
心地よい季節だからこそ、自分をいたわることを意識してみても、いいのかもしれません。
心地のよい季節だからこそ、自分にとって一番心地よいことを。
風薫る、新緑の季節。
どうぞ、ご自愛くださいませ。
