自分が自分をどう扱っているか。
それによって、周りの人とどう接するかが変わってきます。
他人にやさしくしようとするなら、まずは自分が自分にやさしくすることなのでしょう。
1.自分の弱さを受け入れる恩恵
昨日は、自分の弱さを受け入れる恩恵、というテーマでお伝えしました。
自分の弱さを受け入れるというのは、なかなか難しいものです。
それは、自立的な人ほどその傾向が強くなります。
自分の弱さや力がないことを嫌って、私たちは自立するわけですから、「自分が弱い」と認めてしまうことは、また依存時代に戻ってしまうような、そんな感覚になってしまいます。
「もう、あんな思いは二度としたくない」と自立していったのに、また逆戻りしてしまうのは、耐えられない。
弱さを認めるとは、そんな怖さがあるのかもしれません。
しかし、こうした自分の弱さを認めることは、私たちにとても大きな恩恵を与えてくれるものです。
その一つが、自分の弱さを認めることで、それを周りに投影していくことができる、という点です。
そうすると、周りの弱さもまた、受け入れ、許していくことができるようになります。
それは、真に相手を許し、与えていくためには必要なことといえます。
自分の弱さを認めるのはイやなことかもしれませんが、こうした大きな恩恵を私たちに与えてくれるものです。
2.許しもまた、同じ
自分の弱さを認めることで、周りの人の弱さを認め、受け入れることができるようになる。
これは、いろんなことと同じ構図なんですよね。
たとえば、許し。
どうしても許せない相手がいて、苦しいことって、ありますよね。
自分が傷つけられたり、信じていたのに裏切られたり。
あるいは、自分の欲しかった形の愛を与えてくれなったので、許せない。
そんなことも、生きていればあるものです。
許せなくて苦しいのは、心のどこかで許そうとしているからです。
もし許さないと決められるのであれば、それで終わりでしょうから。
許したいのに、許せない。
そうした苦しみは、つらいものですよね。
それもまた、弱さと同じような構図をしていたりします。
すなわち、自分を許せていない分、相手もまた許せない。
もし、自分が自分を許すことができたら、相手もまた、許すことができるようになる。
自分への許しを、周りに投影していくから。
3.自分をどう扱うかが、他人をどう扱えるか
結局のところ、自分をどう扱うか、というところに行き着くようです。
もう、何度も同じことを書いている気がしますが笑、そうなんですよね。
「やさしい人でありたい」と思うならば、他人への振る舞いと同じくらいに、自分をどう扱うかも見ていく必要があります。
自分に対してメチャクチャ厳しく、罵詈雑言を投げつけて、身体の不調も無視してしまうような、そんな状態だったとしたら。
他人に優しくふるまえるでしょうか。
はたから見ていたら、どこかアンバランスですよね。
自分自身に対して、そんなひどい扱いをしているのに、他人にはめっぽう優しいなんて。
「どこか、無理してるんじゃないか」と思われるくらいならいいですが、「本心は、別のところにあるんじゃないか」と疑われたりしかねないですよね。
また、そんな自分に対して厳しくしていたら、周りがその好意を受け取るのに、罪悪感を抱えてしまいますよね。
血だらけのケガをしているのに、「雨が降ってるから、車で駅まで送っていくよ」みたいな…
「えぇ…それより病院に行ってよ…」となりますよね笑
もしくは、ごちそうをふるまっているのに、その本人が青白い顔で体調悪そうだったりしたら、美味しく食べれないですよね。
自分をどう扱うかが、他人をどう扱えるか、なんです。
だから、他人への振る舞いを見直そうとしたら、自分が自分をどう扱っているかを見直してみることは、とても意味のあることなのでしょう。

今日は、他人とどう接するかは、自分をどう扱っているかによる、というテーマでお伝えしました。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
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