それにしても、今週は寒かったですね。
「寒の戻り」とは言いますが、まだ暖かくなった実感もないので、戻ったような感じもしないですね…
週末にかけて寒さが緩んできた気がしますが、それでも今年の冬は寒い気がします。
雪がちらつくのを見ることが多いですし、朝の冷え込みも例年よりも厳しいように感じます。
それでも、時候は「立春」の末ごろになりました。
七十二候では「魚上氷(うおこおりをいずる)」。
少しずつ緩む寒さに、川や湖の氷が溶け、その下を泳いでいた魚が見えてくるころとされます。
春の一つの風景を切りとった、美しい時候の名前ですよね。
私の家の近所の梅の木は、まだ蕾が固く閉じていました。
例年、この時期には咲き始めていたような気がするのですが、やはり今年は寒いのでしょうか。
それとも、春を心待ちにするあまりに、記憶を思い違いしているのでしょうか。
それはともかくとして、梅の花の見える道を通るたびに「まだだなぁ」と思ってしまうのです。
春は、やってくる。
だからこそ、それが訪れるのを「いまか、いまか」と心待ちにできる。
何かを待つことができるのは、希望を持っているからなのでしょうか。
やはり、春が来るかどうか分からない中では、なかなか待てないものだと思うのです。
そう考えると、まだ見ぬ先のことを楽しみにすること、心待ちにすることは、いまを楽しむことと同じように、大切なことなのかもしれません。
まだまだ厳しい寒さが続きます。
どうぞ、暖かくしてご自愛くださいませ。
