大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

問題は、いつも不意の方向からやってきて、本来の自分を問いかけてくるもの。

私たちが想定していたところからやってくる問題は、大きな問題にはならないものです。

しかし、想像もしていなかった、不意の方向からやってくる問題は、私たちの生き方を問い直してくれるものです。

1.問題が教えてくれるもの

昨日の記事では、問題が教えてくれるもの、というテーマでお伝えしました。

問題は、「もっと愛を受けとりなさい」と教えてくれる。 - 大嵜直人のブログ

生きていれば、さまざまな問題を抱えることがあるものです。

親との関係性、失恋、お金の問題、パートナーの浮気、仕事やキャリアの問題…

カウンセリングでも、さまざまな問題についてのお話を伺います。

こうした問題とぶち当たったとき、どうしても「どうしたら、この問題を解決して、もとの状態に戻れるのか」とばかり考えてしまうものです。

そりゃあ、問題を抱えていたら苦しいですし、そう考えるのも無理はありません。

ただ、こうした問題を考えるときに、「なぜ、その問題が『問題』なのか?」という視点は、非常に大切なんですよね。

それは言い換えると、「自分が何を大切にしているか?」と、密接なかかわりがあるからです。

情があるからこそ、親との関係性でドライになり切れずに苦しむのかもしれません。

おイタばかりするパートナーを愛してしまうのは、それだけ傷ついた人を癒したいという想いがあるのかもしれません。

いつまでも未練が断てないのは、それだけ本気で愛してきたからかもしれません。

問題って、その人が大切にしているものを教えてくれるものです。

そして、その人がずっと大切にしてきた愛が、どこにあるのかを、教えてくれるものでもあります。

そんな視点を持つことができると、問題との向き合い方も少し変わっていくのでしょう。

昨日の記事では、そんなテーマをお伝えしました。

2.問題は、いつも不意の方向からやってくる

さて、こうした問題って、いつも不意の方向からやってくるんですよね。

分かっていれば、それは問題にはなりません。

たとえ時速160キロの球が飛んでて来ても、ずっと練習を重ねてきて、防具を身につけて、グローブを持って、身構えていれば、普通に捕れるんです。

(いや、私は捕れませんが笑)

自分がずっとつきあってきた問題は、さほど大きな問題にはならないものです。

パートナーが付き合っている時からお金にだらしなく、毎週末にお馬さんを通じて国や地方公共団体に多額の献金をしていたとしても、「こら!またか!」となるだけです。

もちろん、それが問題でないかといえば、そうではないんでしょうけれども、そこで大きなショックを受けたり、ごはんも喉を通らなくなったりはしないことが多いものです。

しかし、まったく予期していなかった方向から飛んでくる問題は、私たちの人生の根幹を揺るがすような大問題になります。

何気なくあるいていたら、明後日の方向からサッカーボールが飛んできて、アタマに直撃するような感じでしょうか。

「え?は??何、なに???」

といった感じで。

それまで女遊びの「お」の字もしなかったパートナーだったのに、いきなり浮気問題が出てきたり。

事業順調だったはずの勤め先が、いきなり傾いてしまったり。

そうした不意の方向からやってくる問題が、ここでいうところの問題の本質といえるのでしょう。

それは、不意の方向からやってくるがゆえに、受け身も取れないですし、ショックも大きいですし、また立ち直れないくらいのダメージを受けたりするものです。

3.「ほんとのあなたって、そんなんなの?」

問題は、不意の方向からやってくる。

ただ、その問題がいきなり現れたか?というと、そうでもないんです。

多くの問題は「生活習慣病」と似ていて、心の癖というか、考え方やとらえ方の偏りによって、少しずつ、少しずつ、形成されていくものです。

パートナーシップの問題だと、それは顕著ですよね。

本来の自分から、少しずつ離れていく。

それは、痛みや過去に負った傷や、いろんな原因があると思います。

そうしていった先に、「ドカン」と問題が起こる。

ある意味で、その問題はそれまで習慣や生き方の集大成のようなものかもしれません。

「えぇ?問題が集大成だなんて、イヤだなぁ…」と思われるかもしれません。

いや、普通は思いますよね笑

でも、それは決して悪いことでも何でもありません。

問題は、私たちに問いかけてくれているのです。

「ほんとのあなたって、いまのあなたなの?」

「いまの生き方で、苦しくない?」

「あなたは、どんな風に生きていきたいの?」

徐々に積み重ねてきた分、その問題から抜け出すのには、多大なエネルギーが要るかもしれません。

何年も放置してきた生活習慣を変えて、体質改善をするのに、時間と労力がかかるのと同じです。

でも、それができるからこそ、問題はやってくるのです。

問題は、いつも不意の方向からやってきます。

そして、私たちに本来の自分とは?と、問いかけてくれるものでもあります。

今日は、問題は、いつも不意の方向からやってくる、というテーマでお伝えしました。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

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