人生を変えたいと、誰もが思うものです。
鍵になるのは、自分自身の過去であり、そこに光を当てることができると、人生は勝手に変わっていくものです。
1.人生が変わる、好転するとは
誰しもが、よりよく生きたいと願います。
カウンセリングを受けることも、そのための一つのアプローチといえるのでしょう。
その中で、「こうなりたい」という、現実を変えたいという願望を伺うことも多いものです。
疎遠になってしまったパートナーと、よりを戻したい。
もっと自分を活かせる仕事をしたい。
あこがれのあの人のように、生きてみたい。
…などなど、いまの自分を変えていきたいという願望は、誰でも持っているのではないでしょうか。
自分を変えていこうとすること、そしてそのために、カウンセリングを受けたり、自己啓発や勉強をしたりなどの行動をすること。
それは、とても素晴らしいことですし、まずはそう動けた自分自身を褒めてあげたいものです。
その前提の上でなのですが、自分を変えていくことと同じくらい、過去の自分の道に光を当てることも大切ではないでしょうか、というのが今日のテーマです。
それは、私のカウンセリングのスタンスとも通じることでもあります。
2.変わることよりも、なぜ変わりたいのか
私のカウンセリングは、具体的な変化について、あまり謳っていません。
ビジネス的には、ビフォー・アフターを明確にした方がいいのでしょうけれども、どうも性に合わないのですよね。
もちろん、カウンセリングを受けられたクライアントさまの生が、よりよいものに変化することを信じて、いつもカウンセリングをさせていただいています。
ただ、何かが「変わる」ことよりも、なぜ「変わりたい」のか?という部分を、大切にしたいと思っています。
そこには、いまの自分を否定してしまっていることも、あるかもしれません。
変わることで、誰かを喜ばせたいという想いも、あるかもしれません。
「変わりたい」という動機は、人それぞれなのでしょう。
ただ、その動機の根源に、その人をその人たらしめている才能や価値といったものが、必ずあります。
カウンセリングをしていく中で、必ずそこに行き当たるのですよね。
そして、いつもその価値の素晴らしさ、美しさに触れられたことに、感謝したくなります。
それはともかくとして、その価値に触れることができると、不思議とカウンセリングの空気は暖かくなりますし、クライアントさまの表情はゆるんでいくものです。
そして、その価値に触れる中では、そのクライアントさまの過去に光を当て、かけがえのないものとして受け入れていくプロセスが必ずあります。
誰がって?
残念ながら、私ではありません笑
もちろん、クライアントさまご自身です。
3.過去に光を当てると、人生は勝手に変わっていく
いままで、ずっと自分が否定してきた、これまでの人生。
「これさえなかったら」、という失敗や黒歴史。
絶対に許せないという、そういう人。
癒しが進んでいくプロセスのなかでは、そうした自分の過去の意味付けが変わっていきます。
過去は変えられない、と言われます。
もちろん、起こったできごとは変わらないです。
タイムマシンでも発明されない限り、あの日、あの時、あの場所に自分がいたことを変えることなんて、できません。
ただ、そのできごとに対しての意味付けは変えていくことができます。
ずっと否定してきた自分の人生が、
「なんだ、そんなに悪いことばかりでもないじゃん」
「私って、結構よくやってきたのかもしれないな」
そんな風に、少しずつ意味付けを変えていくことができます。
もちろん、それは簡単なことではありませんし、カウンセリングを受けたから翌日にはそう思える、というものでもありませんし、時間はかかるものです。
ただ、そのようにして、自分の過去に光を当てることができると、人生は勝手に変わっていくんですよね。
いや、もう少し正確に表現するなら、変わっても変わらなくても、気にならなくなると言った方が、近いかもしれません。
変わろうと思えば変わればいいし、変わらなくても何の問題もない。
きっと、私はどこにでもいける。
「行雲流水」、そんな言葉があります。
空を行く雲や流れる水のように、どこへいくもよし、そしてどこへでもいける。
そんな風に感じることができたら、問題は問題でなくなります。
変わろうが変わるまいが、どちらでもいいんですよね。
気づいたら、変わっていた。
それくらいの感覚なのでしょう。
そんなところに、クライアントさまをご案内させていただければ、と思っています。
今日は、過去に光を当てると、人生は勝手に変わっていく、というテーマでお伝えしました。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
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