年が明けて、まだ「松の内」ではありますが、街はもう通常モードに戻ったように感じます。
とはいえ、今週末は成人の日もあり3連休の方も多いのでしょうか。
この新年明けての3連休は、どこか緩やかな空気が流れている気がします。
時候は「小寒」に入りました。
「寒の入り」とも呼ばれ、本格的な寒さが訪れるころとされます。
ここから節分までの期間が、一年で最も寒さが厳しい期間です。
たしかに、気温はずいぶんと寒くなり、日中でも屋外では寒さを感じます。
一方で、七十二候では「水泉動(しみずあたたかをふくむ)」。
地の下で凍った泉の水が、少しずつ溶けていくことろされます。
外の気温は厳しい寒さが続きますが、それでも少しずつ少しずつ、季節は春に向かっているようです。
目に見える季節と、目に見えないところで動いている季節。
その二つが並行して流れているのが、私たちが感じる季節なのでしょう。
さて、そんなこの時期ですが、私の楽しみは朝の空に浮かぶ月を愛でることです。
冬至は過ぎたものの、まだ日の出は一年の中で最も遅いころ。
朝のお散歩の時間は、街はまだ眠っているようで、ひっそりとしています。
ほんのりと、東の空が白くなりはじめていますが、見上げる空はまだ夜空です。
そんな夜空には、まだ月が浮かんでいるんですよね。
西の空にひっそりと、静かに。
この冬の厳しい寒さのなかで、ほのかに輝くその姿は、実に美しいんです。
がんばってベッドから抜け出したご褒美のような、そんな感じもします笑
この月をずっと眺めていたいけれど、季節は少しずつ変わっていく。
もうすぐ、日の出の時間が早くなっていきますし、月もまた欠けていく。
その変化は、止められません。
だからこそ、今日の空に見上げる月は、美しいのでしょうか。
目に見えるものと、目に見えないもの。
変わりゆくものと、変わらないもの。
移ろいゆくものと、永遠。
朝の月を見上げる「いま」は、そのはざまにいるようでもあります。

まだまだ厳しい寒さが続きます。
どうぞ、暖かくしてお過ごしくださいませ。