なんだか、週の後半からずいぶんと寒くなった気がします。
週の前半は暖かかったのですが、冬らしい寒さがやってきたようです。
毎年、この年末の時期は寒波が訪れる気がしますが、今年もまた年末寒波なのかもしれません。
時候は冬至のなかごろ。
七十二侯では、「麋角解(さわしかつのおつる)」になります。
ヘラジカの角が生え変わる頃とされ、春にまた新しい角が生えてくるそうです。
あまり日常的に見ることはないヘラジカですが、この時期は冬に向けて、そして次の春に向けての準備の時期なのでしょう。
ニンゲンの私たちは、新年を迎える準備で忙しいころでもあります。
さて、先日の冬至の頃にも書いたのですが、この時期の夜明け前の美しさは格別です。
冬の乾いた空。
街灯に照らされた人気のない道路は、どこか異世界にいるようです。
西の空には、まだ星が瞬いています。
夜明け前の西の空ですから、木星でしょうか。
そして、東の空が徐々に白み始め、徐々に世界が目を覚まし始める。
その変化のなかを歩いていると、毎日起こっているはずの夜明けが実に美しく、今日という日の訪れをありがたく感じるのです。
そんな夜明け、日の出ですが、冬至を過ぎてもまだ徐々に遅くなっているんですよね。
一方で、日の入りもまた遅くなっているので、「昼間の長さ」で言えば、冬至の日が一番短いのは、そうなんですが。
ただ、日の出の時間だけですと、1月の中旬位まで、少しずつ遅くなっていきます。
なので、同じ時間に歩いていると、年が明けたばかりのころは、ほんとうに真っ暗な真夜中のように感じるんですよね。
このあたり、朝の散歩をするようになって知りました。
一日のなかの昼間の長さでいえば、もうピークは過ぎて、徐々に短くなっていっている。
けれど、朝の日の出だけをみると、まだまだ夜明けは遅くなっているように感じる。
そんなことが、私たちの周りでもありますよね。
ほんとは、もう変化していっているんだけれども、一見すると、まだまだ変わっていないように、悪くなっているように見える。
だから、一面的な見方だけでものごとを判断したり、落ち込んだりするのは、もったいないものです。
それはともかくとして。
もう今年も残すところ、あと数日になりました。
年末は何かと気忙しいものですが、どうぞご自愛くださいませ。