三つ子の魂百まで、とは言いますが、小さいころに好きだったものは、自分の本質や才能と密接な関係があります。
それを、できるだけたくさん挙げていくことは、私たちの才能を見つけていくのには実に有効です。
1.いままで、時間とお金を一番かけてきたものは?
先日の記事では、いままでで一番時間とお金をかけてきたものは?、というテーマでお伝えしました。
いままで、時間とお金を一番かけてきたものは、なんでしょう? - 大嵜直人のブログ
「才能」というテーマからのつながりでした。
自分を知る、ということは実に難しいものです。
自分のことは、自分が一番分かっていなかったりします。
だからこそ、鏡があるのであり、他人という存在が必要なのでしょうね。
こうした自分の「才能」を知るためのアプローチとして、昨日は
「いままで、一番時間とお金をかけてきたものは何でしょうか?」
という問いかけをご紹介しました。
時間とお金というのは、言うまでもなく私たちの人生における大切なリソースです。
そうした大切なものを、何に捧げてきたのか?というのが、自分の「才能」を端的に示してくれるものです。
もちろん、それは「学び」という形になることもあれば、「悩み」という形で表れることもあります。
そのいずれにしても、私たちが積み重ねてきたものに他なりません。
それは、私たちが生きてきたなかで、向き合ってきたものといえます。
2.子どものころ、好きだったものは?
さて、今日はまた違った視点で、自分の「才能」について考えてみたいと思います。
昨日は「一番時間とお金をかけたもの」という、ある意味で主体的な選択の問いかけでした。
今日の問いかけは、そうではなくて受動的というか、内から湧き上がるものを探す問いかけです。
子どものころ、好きだったものやことは、なんでしょうか。
年齢的には、小学校の低学年くらいまでの年齢のころです。
そのころに、心惹かれたもの、ハマっていたもの、好きだったものを、思い出してみることは、私たちの「才能」を考える上で、とても役に立つものです。
もちろん、それは一つに限定する必要はありません。
むしろ、50個、100個とリストアップしていくと、自分のコアな部分に触れることができるように思います。
3.意識し続けることが大切
この、数を集めるということが、大切なんですよね。
カウンセリングのなかで、「〇〇にしてもらったことを、探してみましょう」という提案をすることがあります。
「最低、100個は見つけてみましょう」、と。
10や20は、すぐ出てくるんですよね。
それは、すでに意識しているものだからです。
ただ、これが30あたりを越えてくると、なかなか出てこなくなります。
けれど、「他に何かあったかな…?」と時間を取って考えていくと、一つ、また一つと出てきたりします。
そこに意識をフォーカスできるんですよね。
今日の問いかけも、同じです。
自分が、どうしても心惹かれて、仕方のなかったもの。
なぜか、そればかりをしてしまっていたもの。
それは、私たち自身の「才能」と、密接な関係があります。
そこにフォーカスすることは、自分の「才能」に触れるためには、実に有効なのです。
小さいころ、好きだったもの、ハマっていたもの、心惹かれたものは、なんでしょうか。
時間を取って、少し考えてみたい問いかけです。
今日は、小さいころ、好きだったものはなんでしょうか?、というテーマでお伝えしました。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
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