時候は「小雪」に入りました。
その字の通り、雪が降り始めるころ。
まだ積もるほどには降らない時期から、小さな雪、と表現したのでしょうか。
それでも、ずいぶんと気温は下がり、冬を感じる時期ですよね。
朝方などは、ずいぶんと寒さを感じるようになりました。
朝の散歩も、だいぶ億劫になってきました。
布団から出るのも、着替えるのも苦痛に感じる時期ですね笑
日中はまだ暖かいのが救いですが、もう少ししたら、日中も寒い風が吹くようになるのでしょう。
七十二候では、「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」。
曇り空が多くなり、日差しも弱まってくる時期なので、虹を見かけることが少なくなるとされる時期です。
清明の末侯である「虹始見(にじはじめてあらわる)」と、対をなす時候でもあります。
虹を見かけることって、そうそうないですよね。
普段は見かけない虹を、こうして時候の名前にしているわけですから、美しいですよね。
同じように、もうすぐ訪れる「大雪」の時候のなかに「熊蟄穴(くまあなにこもる)」があります。
実際に熊が冬眠する場面を見かけることはないのですが、そんな時期だな、と想像する季節であること。
それを時候の名前にするわけですから、この七十二侯の名前を選んだ昔の人の感性は美しいですよね。
そういえば、最近虹を見ていないな。
あの人は、元気にしているかな。
いまは、どこかで見守っていてくれてるかな。
そうした、見えないものに、心を寄せること。
それは、とても美しい愛し方の一つのように思います。
たとえ、その場にいなくても、近くにいなくても。
あるいは、もう会えなかったとしても。
そこに、想いを寄せる愛し方も、あるのだと思うのです。
ずいぶんと寒くなりました。
風邪や感染症も、流行ってきているようです。
暖かくして、どうぞご自愛くださいませ。