大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

この暑すぎる夏に、風情はあるのだろうか。

時候は「小暑」の終わりごろ。

もうすぐ、一年のなかで最も暑いとされる「大暑」に入るころです。

それにしても、暑いですよね。

わざわざ書かなくても…と思うくらい、暑い日が続きます。

けれど、来週からまたさらにギアが上がるようで、先週は30度前半だったのが、36度、37度といった予報を見て、げんなりしております笑

まあ、一年で一番暑い時期なんだから、それは仕方ないのでしょう。

嘆いても涼しくなるわけでもないので、きちんと水分補給をして、睡眠をとって身体を休めて、基本的な暑さ対策をしていくしかないですね。

 

暑いのは仕方ないといえば、仕方ないんですが。

どうも、最近のこの暑さには、風情がないんですよね。

どこか、一本調子というか、大味というか。

自分が子どもの頃の夏の暑さには、もう少し風情があったように思うのですが、どうなんでしょう。

勝手に、過去の記憶を美化しているだけでしょうか笑

けれど、雨の降り方にしても、ものすごく暴力的に降ったかと思えば、すぐに止んだり。

そりゃあ、夏の夕立ちはそうなのかもしれないんですが、どこか風情が感じられないんですよね。

なんか、ざっと降って終わり、みたいな。

なんでしょうね、この感覚。

この風情のなさには、なんだか寂しさも感じてしまうのです。

 

じゃあ、風情ってなんだ?って考えてみると、その正体はなんでしょうね。

辞書を引いてみると、

1 風流・風雅の趣・味わい。情緒。「風情のある庭」
2 けはい。ようす。ありさま。「どことなく哀れな風情」
3 能楽で、所作。しぐさ。
4 身だしなみ。

とあります。

風流、雅、味わい、情緒。

なるほど、やはり一本調子の暑さには、風情は感じづらいのかもしれません。

というよりも、あまりに暑すぎると、風流にはならない気がします。

何ごとも、「過ぎるは及ばざるがごとし」なのかもしれません。

夜空を彩る月にしても、満ち欠けするからこそ、その美しさと儚さが際立つようです。

私たちの美や雅というのは、どうもそうした満ちること、欠けること、そのはざまにあるように感じるのです。

翻って考えるに、やはり昨今の暑さというのは、そうした満ち欠けがなく、ただただ暑い、と感じるだけのもののような気がするのです。

 

だからといって、どうすることもできないのですけれども。

その暑さの中にも、風情を感じる何かを見つけることができるのか。

この夏は、それを探してみたいと思うのです。

まずは、この暑さにバテないように、水分をしっかりとって、ですね。

暑い日が続きます。

どうぞ、ご自愛くださいませ。