パートナーの問題は、パートナーにしか解決できません。
どうしても手を出したくなるものですが、信頼して見守ることが大切なのです。
1.パートナーシップの大原則、「まず自分」
昨日は、パートナーシップの大原則、「まず自分」、というテーマでお伝えしました。
パートナーシップの大原則、「まず、自分」。 - 大嵜直人のブログ
パートナーシップの関係性を考えるとき、どうしても「相手がどう思うか」という方に意識が向いてしまうことがあります。
共感性が高い人だったり、あるいは、自分よりも他人を優先してしまう人は、そういった傾向が強いかもしれません。
相手がどう思うかを察して、それによって自分の意見や行動を決める。
それをすると、波風は立たず、表面上はうまくいくかもしれません。
けれども、相手を優先することを続けていくと、自分の心の中に我慢を溜め込むことになります。
最初は負担に感じなかったとしても、「自分の声を優先できない」ことは、徐々に徐々に、私たちの心を蝕んでいくものです。
「ほんとは、こう言いたかったのに」
「こういうことを伝えたかったのに」
そうした想いは、決して消えることなく、澱のように自分の心の底に溜まり続けます。
そうしていくうちに、自分の声がまったく聞こえなくなってしまったり、あるいは、相手への不満が爆発してしまったりすると、パートナーシップにとってはよろしくない展開になってしまいますよね。
そうならないためにも、「まず、自分」がパートナーシップの大原則といえます。
自分は、どう感じるのか。
自分は、どうしたいのか。
それを見失わないように、常に意識してみること。
そして、もしそれが見えづらくなったら、自分の好きなことに触れる、好きな空間に身を置くなど、自分に与えることが、パートナーシップにとってとても大切なことになります。
2.相手の問題は、相手に任せる
さて、こうした「まず、自分」を実践するのが難しいタイミングとして、相手の問題が目についてしまう、というものがあります。
ものすごく単純な例で言えば、「パートナーの機嫌が悪い」とき。
これ、あるあるですよねぇ…
相手の機嫌が悪いと、「自分が何か悪いことをしたんだろうか」とか、「私が何とかしてあげないと」とか、そういった方向に意識が向いてしまうことがあります。
こうした試みは、たいていうまくいかないのは、皆さんご承知の通りかと思います。
そもそも、自分の機嫌は、自分にしか直せません。
自分以外の誰かの感情をコントロールできる人がいるとしたら、超能力か、何か特殊なチカラを持った人なのではないでしょうか。
それなのに、パートナーなり、関係性が近い人になればなるほど、「自分ならなんとかできる」という勘違いをしてしまいやすくなります。
これは、関係性が近いほど、自分を深く投影してしまうことも、その原因の一つです。
しかし、その人以外の周りの人が、その人の感情を直すために甲斐甲斐しくあれこれしてあげるとしたら、それは相手を幼児というか、子どもの扱いをしていることになるのではないでしょうか。
相手の問題は、相手に任せるほかありません。
それよりも、まずは、自分。
相手の問題をどうこうしようとするよりも、自分の問題にフォーカスする。
それが、自分にとっても、相手にとっても、そして自分と相手のためにもなるのです。
3.見放すのではなく、見守る
ただ、情が深いというか、共感力や包容力がある人ほど、こうした相手の問題の線引きするときに、抵抗を感じます。
「なんだか、自分が冷たい人間になっちゃうんじゃないか」
「そんなことをしたら、関係性が切れてしまうんじゃないか」
「なんか、見捨てている気がする」
そんな風に、抵抗を感じることも少ないと思います。
けれど、ここは心を鬼にして、線引きをする必要があります。
そこで、相手の問題に入り込もうとすると、お互いに共倒れになってしまいかねません。
大切なのは、「見放す、見捨てる」ではなく、「見守る」というイメージです。
相手がどんな問題を抱えていようと、それは相手にとって必要だから起こったこと。
また、どんな問題であれ、解決できるからこそ、起こるもの。
だから、相手にはその問題を解決できる力が、必ずあるはず。
その相手の力を、信頼して見守ること。
それが、相手の問題とかかわるときに、必要なことなんですよね。
最初は、手を出したくなるし、不安にもなるかもしれません。
けれども、相手を信頼し、自分を信頼することで、その不安は乗り越えていけるものです。
そしてその先には、より深化したパートナーシップが待っているのでしょう。

今日は、相手の問題は相手にしか解決できないから、信頼して見守ることが大切、というテーマでお伝えしました。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
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