大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

問題が、いままでのやり方では解決しないとき。

問題が大きければ大きいほど、いままでの自分のやり方では解決しないものです。

そこで変化が求められるのですが、それには時間をかける必要があります。

1.問題は、いつも不意の方向からやってくる

昨日の記事では、問題はいつも不意の方向からやってくる、というテーマでお伝えしました。

問題は、いつも不意の方向からやってきて、本来の自分を問いかけてくるもの。 - 大嵜直人のブログ

生きていれば、誰でも問題に出くわすものです。

人間関係の問題、仕事やお金、あるいは健康の問題など、さまざまな問題に出会うものです。

こうした問題は、慢性的にずっと抱えているものは、案外平気というか、その対処法も自分で分かっているものです。

しかし、自分にとって本質的な問題であればあるほど、その問題は思いもしない方向からやってきます。

誠実の極みのような彼が、多額の借金を抱えていることがわかったり。

軽い風邪かなと思って診察を受けたら、大病の疑いがあると告げられたり。

私たちの人生を変えるような、大きな問題であればあるほど、それは自分にとって思いもしない、予期しない方向から「ガツン」とやられるわけです。

ただ、こうした予期せぬ問題は、ある意味で「生活習慣病」と似ていて、「それまでの自分」の考え方、生き方の結果と見ることができます。

それは、問題が起こったから、いままで生き方はよくない!というわけではなく、

「ほんとのあなたって、どんな人なの?」

「これから、どうやって生きていきたいの?」

という、実に根源的な問いかけをされていると言えます。

問題に出くわすこと、問題を抱えることはしんどいものですが、こうした視点から見ると、それは私たちの人生のターニングポイントにもなり得るのです。

2.いままでのやり方では、解決しない

さて、こうした問題の多くは、すぐには解決せずに時間がかかるものです。

その一つの原因として、「いままでのやり方では、解決しない」というものがあります。

そうなんです。

大きな問題って、自分がいままでやってきたやり方では、解決しないんです。

だから、しんどいですし、苦しいし、また長期化しやすいんです。

誰でも、それまでの成功体験があって、なかなかそれを捨てるのって、難しいですもんね。

じゃあ、いままでのやり方って、なに?と思われるかもしれませんが、「依存」の人であれば、周りに頼る、やってもらうという方法ですし、「自立」のポジションにいるのであれば、自分一人でなんとかする、という方法なわけです。

そのやり方が通用しないのが、問題というわけです。

いままでとは、違ったやり方が求められる。

「依存」のポジションにいるのであれば、自分の力でやってみる、がんばってみる、というのがその方法になります。

一方で「自立」にいる人にとっては、他人を頼る、任せる、委ねる、といったアプローチがカギになるのでしょう。

ただ、こうしたことって、なかなかすぐにはできないものです。

それが、問題の苦しさだったりします。

3.時間をかける価値があるからこそ

ものごとには、良い面と悪い面があります。

簡単に築ける砦は、簡単に敵に攻められて落とされてしまうのでしょう。

反対に、時間をかけて築いたお城は、簡単には崩されません。

冬の日の弱さは春への希望であり、夏の日差しの強さは、終わりの寂しさを感じさせます。

なんでも、表裏一体なんですよね。

もし、何かの問題を抱えていて、それがなかなか解決しないとしたら。

それは、確かに苦しいことかもしれませんが、そこには別の価値を見ることができます。

それだけ解決しないのは、それだけ時間をかける価値のあるものだからこそ。

それだけの時間をかけて得たものは、簡単には失われません。

それは、自分のそれからの生き方のなかで、かけがえのない財産になりうるのでしょう。

依存をやめるにしても、自立を手放すにしても。

なかなか、すぐにはできないかもしれません。

できたと思っても、また戻ってしまうことも、あるかもしれません。

それでも、いいんです。

それで、自分を責めなくても、いいんです。

それだけ時間をかける価値がある問題だから、なのでしょうから。

今日は、問題が、いままでのやり方では解決しないとき、というテーマでお伝えしました。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

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