大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

意味なんてなくても、伝える。

意味なんてなくてもいい。伝える意味などなくても、伝える。何でもないことを、伝える。ただ、そんな単純なことなのかもしれない。それでいいのかもしれない。

別離に、慣れること。

「バイバイ。また、あの森で会おうね」再び会えることを信じてやまない息子にとって、別離とは慣れる類いのものでもないのかもしれない。「また、会おうね」私も、そう繰り返した。

試される、日曜朝5時。

人はときに、「痛み」で誰かとつながろうとする。癇癪を起こしたり、ネガティブな感情をぶつけたり、方法はさまざまだ。目に見えるその結果は、影絵に過ぎない。本命は、そこじゃない。

灼けた肌が剥がれ落ちるように。

けれど、「かなしい」と「いとしい」は同じ語源のように。秋が来る。冬が来る。春が来る。かなしく、またいとおしい。

依存、自立、そして。

人の心の成長は、「依存→自立→相互依存」というプロセスをたどる。これは、個人の心の成長においてもそうであるし、誰かや何かとの関係性においても、同じようなプロセスをたどる。

断酒日記 【662日目】 ~お酒を飲まないと本音を語れない?

さて、断酒662日目である。昨日でこのブログも3周年を迎えたが、断酒もまた1年と10か月近くになる。ここで書き始めてからの半分以上が、断酒している期間になるらしい。

石の上にも、なんとやら。

たとえ、これぽっちも書く才能がなかったとして。たとえ、どんなに未熟で不出来だったとして。たとえ、多くの人に読まれることがなかったとして。そうだったとしても、ここで書き続けてもいいんだと思います。だって、いま、これを読んでいるあなたがいるの…