2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧
「ファンタジー」を抱いていると、本来の自分を隠してしまう「包み紙」のなかにいるようなものです。その「包み紙」をほどいてくれるのは、やはり「与える」意識のようです。
カウンセリング・モニターのご感想をいただきました。「自分が持っているものを使ってきたのだから、過去から繋がる今の自分も、これでよいのだと肯定できました」
文筆家・心理カウンセラーの大嵜直人のブログにお越しいただき、誠にありがとうございます。9月度のカウンセリング・モニターさまを募集いたします。初めての方、リピーター様、どなたさまでも歓迎です!
「犠牲」は、相手の喜びのためにするけれども、自分にとっては幸せではない行動をしてしまう心理です。それは、偽りの愛だとされますが、それでも愛であることに変わりはないと思うのです。
「罪悪感」があると、私たちはなかなか休んだり、くつろいだりすることができません。そえをゆるめたり、癒したりするためには、自分を抑えないことが一番のようです。
自分の中にある、見たくもない感情が、時に大切な人との対立をつくりだします。しかし、それは同時に、新しい自分自身と出会うチャンスでもあります。
「怖れ」とは、過去の傷ついた経験から、未来を予測する心の防衛本能です。それはまた、自分自身の内面にある攻撃性を、周りに映し出したものでもあります。そんな「怖れ」の心理について、お伝えします。
振り返ってみたときに、何を与えてきたかが残ります。そしてそれは、周りの人に与えてきたものと同じように、自分自身に与えてきたものも含まれます。大切な人に与えるのと同じように、自分にも与え続けることが大切なようです。
カウンセリング・モニターのご感想をいただきました。「逃げたい、もうあの辛苦を味わいたくない、弱くなった私はどうしたらいい?ととことん吐き出す私を受け止めていただきました」
「犠牲」とは、誰かのためという皮をかぶって、自分が幸せではない行動を取る心理であり、その底には「自分には価値がない」という想いがあります。それはしんどいのですが、一方でそれは、自分が前に出なくてもいい、というメリットがあるからのようです。
「青い鳥」の童話にある通り、私たちはどこか別の場所に幸せを探してしまします。よく言われるように、幸せとは見つけるものでも、与えられるものでもなく、自分自身が感じるものです。
「無価値感」とは、自分には愛される価値などない、という感情のことです。それは私たちの根源的な怖れでもあるのですが、ここから抜け出すのは、やはり自分をそのままに受け入れることが重要です。かの名曲と絡めて、それをお伝えします。
これまでお越し頂いたカウンセリング・モニターさまが100名様を超えました。これまでのご厚情に、深く感謝申しあげます。
人と親密になることは、大きな癒しをもたらします。しかし、それだけに怖いものです。そうした「親密感」の心理と、その怖れの緩め方について、お伝えします。
カウンセリング・モニターのご感想をいただきました。「相手と癒着するくらい、私は相手の心に触れることができる、と言われて、とても温かい気持ちになりました」
過去のできごとで感じた痛みや傷が、いまの人間関係に影響をおよぼすことがあります。それは見方を変えれば、これから癒すことのできる部分であり、それゆえに「幸せへの伸びしろ」でもあるのでしょう。
「自立」は傷や痛みを隠すことはできますが、それを癒すことはできません。それが癒されないままだと、まわりの人を傷つけることになったりします。「依存」時代の痛みや傷と向き合う恩恵を、お伝えします。
カウンセリング・モニターのご感想をいただきました。「犠牲ではなく自分のために、自分の幸せのために行動していかなければ とより思えました」
「ファンタジー」と「ビジョン」とは、正反対の性質を持つ心理ですが、その違いはなかなか自分で判別することは難しいことがあります。それを区別しようとするよりも、まずは「動いてみる」ことが大切なようです。
カウンセリング・モニターのご感想をいただきました。「自分ばかりを責めていたが、大嵜さんに肯定していただき、悪いのは自分ばかりではないと思えるようになった」
何かが停滞しているように感じるとき、「与える」ことに意識を向けると、その状態を抜けだしやすくなります。「いまの自分には何が与えらえるだろう」と考えることは、とてもクリエイティブな問いであり、自分らしさに立ち戻らせてくれます。
カウンセリング・モニターのご感想をいただきました。「『あれ!私やっぱり成長しているんだ』と、ふと心が軽くなる瞬間が出てきました」
カウンセリング・モニターのご感想をいただきました。「お話を聞いていただくうちに、自分の心の奥からゆっくりと感情が出てきて、気づいたらここ数年分の感情を感じていました」
「コミットメント」とは、覚悟、腹をくくる、決心するといった意味があります。それは、ある特定の問題や相手に対して、立ち現れるものですが、突き詰めていくと、自分自身の生をどう扱うか、という態度が問われるようです。
すべての問題をつくるのは、自分が何かとつながっていない、という分離感は、多くの問題を生みます。それを癒すのは、親密感とつながりですが、それは突き詰めていくと「あなたはわたし、わたしはあなた」という感覚になります。
いま現在の人間関係のなかで、何らかの痛みを感じるとき。それは、私たちの「古い痛み」が影響している場合があります。それは厄介なことですが、その「古い痛み」を癒せるからこそ、浮かび上がってきたのかもしれません。
カウンセリング・モニターのご感想をいただきました。「聞き上手でとてもしゃべりやすく、じっくりとお話を聞いていただき、強みを言語化してもらいました。」
「リーダーシップ」の資質について、詳しく見ていきます。その資質は、パートナーに大きな恩恵を与えてくれますが、その恩恵はやがて自分自身に還ってくるものです。
昼下りの時間に、外を歩いてみた。 そこには、もう肌を焦がすような日差しは、なかった。 見上げれば、どこか空に透明感が宿っていた。 アブラゼミの声が、出番を終えた役者の声のように聞こえた。 ああ、また夏が終わるんだ。 また一つ、私は掌中の珠を失く…
私がカウンセラーとして師事しております、根本裕幸師匠の新著「忙しすぎて辞める人。暇すぎて病める人。」(主婦の友社、以下「本書」と記します)の書評を。