大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

2017-01-01から1年間の記事一覧

必ず最後に愛は勝つ。 ~1990年有馬記念 雑感

1990年の有馬記念は、いまだにこの時期になるとVTRが流れる伝説のレースです。もう30年近く前のことになるのに、いまだに多くの人の心と記憶に残るオグリキャップ。彼がいなければ、私がこうして競馬に触れることもなかったかもしれません。

瞑想するアザラシの群れに加わってみる ~尾張温泉東海センター訪問記

「尾張温泉東海センター」の湯に浸かってきましたので、今日はその訪問記を。 愛知県下で唯一「名湯百選」に選ばれた名湯で、名古屋にほど近い蟹江町にあります。

手紙や葉書というコミュニケーションツールを選ぶことの恩恵

世の中にあるコミュニケーションツールの中で、手紙や葉書を選ぶことの恩恵について考えてみました。他のツールに比べて非効率なように見えて、実は現代においてはとても貴重なコミュニケーションツールのように思うのです。

年の瀬に思う、アウトプットを続けることの大きな恩恵

書いてアウトプットした分だけ気づきがあり、さらに日常の細部を見つめられるようになり、書くことがまた好きになったように思います。やはりアウトプットを続けることの恩恵は、とても大きいようです。

好きなことへのアプローチについても、ストレングスファインダーが参考になる

好きなものへの関わり方や表現の仕方は、人それぞれのアプローチでいいと思うのです。今日は私が好きな競馬への関わり方を、ストレングスファインダーの資質を通して見てみることにします。好きなことへのアプローチの仕方の、ご参考になれば幸いです。

相手を信頼することは、自分を信頼すること 〜香り高き名代柚七味に寄せて

不定期の人のご縁シリーズ、今日は「やまつ辻田」の店主・辻田浩之さんとのご縁を。辻田さんは、大阪・堺市の地で唐がらし、和風香辛料を販売して百余年の「やまつ辻田」さんを営んでおられます。

聖なる日に、1年前の夏に起きたやさしい奇跡について綴ってみる

子どもは、無条件に全力で親を救うために産まれてくるそうです。もしそうだとしたら、私たちもまたそうだったのかもしれません。

墓前に捧ぐ走りもある ~1993年ジャパンカップ 雑感

「鍛えて馬をつくる」という信念の、戸山調教師。その追悼と記憶される1993年のジャパンカップ。そのレースを思い出すと、私がこれから伝えていきたいことは何か?、を再認識させられるようです。

たった一人のために書くことが、たくさんの人の共感を呼ぶ

たくさんの人に共感してもらいたいと思うほどに無味無臭になってしまい、その逆にたった一人のために書くことが、たくさんの人の共感を呼ぶようです。私たちの意識は拡散すると熱量が落ち、集中するほどに膨大なエネルギーを産むようです。

黒歴史の陰に才能があり、それは孤独によって磨かれる

才能と呼ばれるものは、外から見ると輝いて誇らしく見えるのですが、本人すると最も隠したいと感じるころ、恥ずかしいと感じるところにあるのかもしれません。そしてそれを磨くということは、ある一定の期間、孤独と向き合うことにように思います。

変わらないから、何かをやめてしまうのがもったいない理由

人の変化や成長は直線的ではなく、階段状。だから何かを取り組んでいるけれど始める前とあんまり変わらなくて、続けるモチベーションが薄くなったときにやめてしまうのは、もったいないと思うのです。

季節のめぐりにつながりを感じる豊かさ

寂しさを感じた分だけ、きっと豊かなつながりを感じられるようになるのでしょう。季節のめぐりは、そんなことも教えてくれるようです。

目の前の人が凹なのは、実は自分が凸だから

人間関係はよく凹凸にたとえられます。目の前の人が凹なのは、実は自分が凸だからなのかもしれませんし、逆もまた然りだと思うのです。

今日は昨日の延長ではないし、明日は今日の延長でもない

遥か昔から一直線に引かれた時間軸をたどって、まだ見ぬ未来へと水平なX軸をカタカタと進むようなイメージで時間を考えてしまうけれど、私たちが生きるのは今だけなのです。

悪法もまた法なり ~1994年エリザベス女王杯 雑感

今は外国産馬にも天皇賞やクラシック競争は開放されていますが、当時は国内の馬産を守るためという名目でそうした主要レースへの出走ができませんでした。そんな悪法があったらからこそ、ヒシアマゾンのエリザベス女王杯の戴冠はひときわ輝いて見えます。

好きの形はひとそれぞれでいい ~中島みゆきさん「大吟醸」に寄せて

中島みゆきさんのベストアルバム「大吟醸」に寄せて。好きなものは、好きでいい。自分に対しても、周りの人に対しても。

寂しさについて

「寂しさ」は母親の胎内から産まれ出た瞬間から感じ始める、古い感情の一つと言われます。そんな「寂しさ」との関わりについて、今日は少し書いてみます。

受け取ることにまつわる小噺

自分の周りの素敵な人たちの好意を、ただニッコリ笑ってありがとう、と受け取ること。自分には与えてもらう価値があると降参すること。そのためには、いまここにある奇跡に気付くこと。それはとりもなおさず、日常の細部を見つめること。

人と人をつなぐストーリー ~ブルーベリーの実る丘に寄せて

滋賀県は大津市にあります「ブルーベリーフィールズ紀伊國屋」さんに寄せて。琵琶湖の西側の小高い山の中腹にあり、無農薬で栽培されているブルーベリーの農園とレストラン、そしててづくりジャムと天然酵母のパンの工房が併設されています。

ブログを書くことは、自分をリセットする毎日のルーティンになる

私たちの身の回りでは、日々いろんなことが起きます。そして、起きたことに対して喜んだり、怒ったり、嬉しかったり、悲しんだり、いろんな感情が動きますが、それを引きずらない方法があります。そう、毎日ブログを書くことです。

現実を変えるには、マインドを整えることから

目に映る現実を変えるのは行動です。そして、行動を支えるのは感情やマインドと呼ばれる部分です。もしも、そのベースとなるマインドが傷ついているときは、それが癒えるまで行動しないことも現実を変える一歩目だと思うのです。

爽やかなる、復活の勝利 ~1996年秋華賞 雑感

挫折や失敗、蹉跌といった谷底から這い上がってきた人は、感動を与えます。1996年、秋華賞のファビラスラフィンと松永幹夫騎手もまた、そのような感動を与えてくれました。

「好きなもの」は幸せのハードルを下げてくれる

好きなことをしていると時間があっという間に過ぎ去ってしまうこと、ありませんでしょうか。そうした好きなことをしている時間は、とっても幸せのハードルが低い状態だと思うのです。

魔法の言葉、「ツイテル」

経営の神様、故・松下幸之助さんの逸話で、就職試験を受けに来た学生に対して「あなたは運がいいですか?」と問いかけ、「はい、運がいいです」と答えた学生は即採用していたそうです。運、というのもそのようなものかもしれませんね。

葛藤こそ喜びの本体なのかもしれないわね

そりゃ生きていれば、葛藤や悩みは尽きないわよね。小さなものから、解決しそうにもないものまで。でも、その葛藤こそ喜びって思えたら、少し気楽にそれらとお付き合いできるのかもしれないわね。

このブログの言葉ができるまで

おかげさまで、これまで書いた記事が100を超えました。書き始めの頃は、一つ記事を書くのに結構な時間がかかって疲れてしまったりしましたが、最近はだいぶ書くスタイルが固定化されてきました。自分への備忘録も含めて、私の書き方について書いてみます。

細部を見つめると、あたりまえの日常もありがたく感じられる

ありがとうと思える時間が多ければ多いほど、豊かで満足度の高い生を送れるのだと思います。そのためには、日常の細部を見つめることが大切だと思うのです。

続けることのコツは「ま、いつやめてもいいか」という軽さ

継続は力なりとは申せど、なかなか続かないのが人情ですね。頑張って気力と根気で続けようとするよりは、いつやめてもいいというある種の軽い諦念があると続きやすいのかもしれません。

誇り高く咲ける場所。 ~1994年 マイルチャンピオンシップ 雑感

誰しもが、誇り高く咲ける場所があります。そうでなかったときは、そこで咲いている人の場所だと割り切ることも大切なようです。二頭の短距離のスペシャリストが、覇を競った1994年のマイルチャンピオンシップについて、綴ってみたいと思います。

合掌。そして、ありがとう ~1998年毎日王冠 雑感

1998年の当時、18歳だった私にとって、サイレンススズカの美しも速く、そしてたくましい大逃げの走りは、憧れでした。私の青春を彩った優駿でした。