頭上から注がれる、陽の光。この頬に感じる、秋の風。そして、植物の色たち。そうしたものを眺め、感じていると、それだけで満たされていくものがあります。人には、必要なのでしょうね。光と、風と、色が。
「執着」していると、選択肢が無く、選ぶことができません。そこを抜けだすカギになるのは、「執着」する自分を責めたり否定するのではなく、自分の愛とつながることです。
自分がいることに価値が感じられないとき、それは結果を出したり、役に立ったりすることに「執着」してしまっています。その「執着」がどこからきているのかを考えていくと、自分の価値を信じやすくなります。
文筆家・心理カウンセラーの大嵜直人のブログにお越しいただき、誠にありがとうございます。12月度の個人カウンセリングを募集いたします。あなたさまのお話をお伺いできますことを、心より楽しみにしております!
「存在自体に価値がある」と聞くと、妥協や甘えに聞こえてしまうことがありますが、そうではありません。自分の価値を認めることは、どんな状況でも変わらない真実です。
私たちは、どうしても「する」ことに重きを置いて、「在る」ことの価値を忘れてしまいがちです。しかし、あなたがそこにいることには、無限の価値があります。
節気も、昨日から「小雪」。その字の通り、雪が降り始めるとされるころで、山々は白い帽子をかぶりはじめ、木々はその葉を落とすころでもあります。七十二侯では、「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」。