大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

「許せない」自分を責めてしまうのは、あなたが許そうとしたからこそ。

誰かを許せないとき、そんな自分を責めてしまいがちです。でも、そもそも許そうとしたからこそ、その葛藤を抱くものです。許そうとしたことに、価値を見てあげてほしいのです。

「手放し」のプロセスの中で必要なのは、「自立」をゆるめること。

「手放し」のプロセスの中では、「自立」をゆるめることが必要になります。「自立」の症状でもある完璧主義とコントロール欲、それがプロセスを阻むものだからです。

深まりゆく秋、目にはさやかに見えねども。

気づけば、10月も下旬になりました。ようやく秋らしい風が吹き、空にはまだら模様の雲が見える日が増えてきたように思います。

執着が手放せないときは、「手放そう」としたことに価値を見てみる。

執着が手放せないとき、それでも「プロセスは順調だ」と思ってみることが大切です。そもそも、「手放そう」としたことに、すでに大きな価値があるのですから。

「寂しさ」や「空しさ」は、手放しが進んでいるというサイン。

「手放し」のプロセスが進むと、寂しさや空しさを感じることがあります。これは、そのプロセスが順調に進んでいるというサインなんです。

執着で握りしめた手を、そっと開くのが「手放し」。

執着と手放しのイメージについて、お伝えします。カチカチに握りしめたままなのが執着であり、その握りしめた手をそっと開くのが「手放し」のイメージです。

「いま」自分にできることを探すことは、執着をゆるめるのに役に立つ。

執着しているとき、私たちの意識は「いま」にいません。だから、「いま」できることを探し続けることは、執着をゆるめるのに非常に有効です。