朝の外気が、少し変わったようだった。夏が本気を出しすぎたような、体温を超える危険な暑さの日が続いていたが、昨日の夕方に降った夕立から、何かが変わった。打ち水をしたように、ぎらつくような外気温が少し引いたような。気づけば、今日は「処暑」。暑…
見上げれば、陽光の線が何本も走る、不思議な空の色が広がっていた。その色は、夏のそれというより、どこか澄んだ気配を感じさせる。徐々に、空も澄んで高くなっていく。まだ残暑は厳しい。されど、処暑も近い。
やっぱり、いい曲だな、と改めて思う。映画「グレイテスト・ショーマン」の劇中歌である「Never Enough」のことである。映画「グレイテスト・ショーマン」といえば、強いメッセージ性を持つ「This Is Me」が大ヒットしたが、この「Never Enough」もまた心に…
「行けるときに行っておけ」という金言がある。あるいは同じように、「推しは推せるときに推せ」という金言がある。その通りだと思う。
あれは、小学生のいつの夏休みだっただろう。「クロールで25m泳げない生徒のための夏休み特別講習」があった。多くの子たちがクロール25mをクリアし、背泳ぎやバタフライに挑戦していく中、私は息継ぎがどうしてもできなかった。
なぜ、神社を訪れると、こうして手を合わせ、時に祈るのだろう。よく分からないけれど、それをしてしまう。不思議なものだ。それでも、いまの世にこうして残っていることは、意味があることなのだろう。
何の衒いもなく、「おとう、クッパをやっつけるとこだけやりたいから、そこまでやって!」とお願いしてくる息子を見て、つくづく思う。小さな私には言えなかった台詞だ。時代は、変わった。頑張って、一人でどうにかする時代は、もう終わったんだ。