どうしても執着が手放せないとき、まず「いまの自分は」手放せないんだ、ということを認める必要があります。その上で、誰かに頼ることが必要になるタイミングでもあります。
「手放し」にいたるプロセスについて、見ていきます。そのプロセスのなかで大切なのは、「手放す」と選択し続ける意志です。
時候は、「寒露」。その字の通り、露が冷たく感じられ、また夜が長くなってくるころになりました。
「許し」とよく似たものに、「手放し」があります。その共通点について、見ていきます。
「許し」には、長い時間がかかるものです。そのプロセス自体を楽しむ、という感覚を持つことができると、「許し」の道は加速していきます。
忘れることは、「許し」のプロセスの一つの到達点です。それが気にならなくなっている自分は、日々何をしているのか、そんなことイメージしてみるのも、「許し」のプロセスを進めるには有効です。
「許し」のプロセスが進むと、軽やかさがでてきます。その軽やかさは、罪悪感を打ち払ってくれるものでもあります。