今日を名残惜しそうに沈む夕日は、また赤かった。赤い、師走。
競馬WEBフリーペーパー&ブログの「ウマフリ」様へ寄稿させていただいた、トウカイトリックへの記事ですが、たくさんの反響をいただきました。ありがとうございます。
ステイヤーズステークスの思い出に寄せて、ウマフリさんに寄稿させて頂きました。平成という時代を駆け抜けた生粋のステイヤー、トウカイトリック。彼の歩んだ175,100mの軌跡をお楽しみ頂ければ、幸いです。
あとから振り返って見てみれば、こんなどうでもいいことに、人は頭を悩ませるものだ。JAFを呼ぶか、否か。そんな問いにエネルギーと心労をかけていた自分が、馬鹿らしくなる。
「ただたのめ よろづのつみは ふかくとも わがほんぐわんの あらんかぎりは」とは、浄土宗を開いた法然上人が京都の真如堂を訪れた際に、御本尊の阿弥陀物から授けられたとされる歌である。
静かな境内に、鳥の声だけが響いていた。ようやく訪れることができた尾張の国の一之宮は、どこまでも静かで、凛とした時間が流れていた。
「やっぱりいいことが起こると、同じくらいの悪いことが起こるのかなって。やっぱり、いいことも悪いことも半々ってホントなんですかね?もしそうなら、あんまり大きないいこととか、起こらない方がよくないですか?」