新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。2020年を迎えた元旦に、このブログの「ブログ・ポリシー」をここに記しておきたいと思います。今年はさらに書くことについて深めていきたいと思います。
思い出深いギフトの年、2019年でした。おかげさまで、今年も毎日更新を続けることができました。ありがとう、2019年。
自分に才能があるのだとしたら。その才能を、誰と分かち合いたいのか。その緩んだ空気に揺られながら、私の頭からそのフレーズが離れなかった。
「天の岩戸」は、去年の1月に伊勢志摩を訪れた際に偶然通りかかって立ち寄った場所で、その後3月にもご縁を頂いて再訪することができた。その「天の岩戸」を三度、訪れることができた。
平成三十一年であり令和元年でもあった年が、暮れてゆく。そんな年の瀬に思い出すのは、やはり祖父の家のようだ。みんな、いた。どこか時間の流れが、ゆっくりだった。
樹木は、どこまでもまっすぐで。それは、知性と包容力、静謐さ、そして神性を帯びている。どこか懐かしく、ほのかにあたたかな雰囲気で。お伊勢が日本人の「心のふるさと」であるならば、訪れる人がそこで感じるのは、自らのルーツでありアイデンティティで…
山際から日が昇る、ほんの一瞬の間だけ、雲が晴れた。ほんのわずかの間だったが、奇跡のような体験をさせて頂いた。今日、ここに来ることができてよかった。雲に滲む太陽をぼんやり眺めながら、私の頭にはそれしか思い浮かばなかった。