大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

ブログを書くことは、自分をリセットする毎日のルーティンになる

私たちの身の回りでは、日々いろんなことが起きます。

そして、起きたことに対して喜んだり、怒ったり、嬉しかったり、悲しんだり、いろんな感情が動きますが、それを引きずらない方法があります。

そう、タイトルの通り毎日ブログを書くことです。

 

楽に生きるための一つの方法として、今日起きたことを明日に引きずらない、ということがあります。一日の終わりで線を引き、また明日は新しい一日を楽しむ。

いつも申しあげている「日常の細部を見つめる」ことも、新しい気持ちで日々を眺められると、細部の変化だったり美しさだったりに気付き易くなりますね。

そうは言っても、日々起こるいろんなことに揺れて引きずるのが私たちでもあります。そんなときに客観的に自分を見つめなおす時間を日々取ることは、とてもいい習慣です。

一日で6万回思考するのが人間だそうで、今日起きたことを引きずらずにリセットしようと思っていても何やらかんやら、思考を続けてしてしまうようです。

ブログを書くことは、そんな思考のパターンを一度緩めてくれるようです。

 

今日は仕事がうまく回らない上に上司に小言を言われ、イラッとした。

楽しみにしていたコンサートのチケットの抽選に当たって、テンションが上がった。

来週の試験のことを考えると、不安で仕方がない。

今日のランチで初めて入ったお店が大当たりで、今度いつ行けるか考えてる。

日々私たちはとめどもない思考と感情を味わっていますが、それを抱えたままブログを書くことは難しいです。

個人的な日記のブログを書こうとしたとしても、「それを感じていた私」を小説の主人公のように客観的に見ることが必要になりますし、ある読者層を意識したブログだとしたら、今日あったことをひきずったまま書くことは難しいでしょう。

一日の中で「書く」という時間を取ることで、自分の状態であったり感情であったりを、一歩引いた状態で見ることが可能になると思うのです。そして、記事を書き上げた頃には「よし、書けた。読んでもらえるといいな。」と、それまで頭の中をぐるぐるしていた思考がすっきりさせてることができるのです。

 

アスリートの中には、「ルーティン」と言われる作業を自分のプレーの中に組み込んでいる方たちがいます。有名なところだと、野球のイチロー選手がバッターボックスでバットを持った右手をぐるぐる回して袖を引く動作だったり、少し前に流行したラグビーの五郎丸選手がボールを蹴る前に見せる、あの祈るような動作ですね。

彼らは欠かさずそうしたルーティンをすることは、迷わずに同じ動作を取ることで精神的に落ち着く、自信を呼び覚ます効果があると言われています。

 

ブログを毎日書くことがルーティンになると、一日の中で視点を変える時間を持つことができます。それはブログでなくても出来ることだと思いますが、そんな視点で毎日やっていることを見つめてみてはいかがでしょうか。

 

まだ12月の中旬なのに、寒波が来ていますね。

この季節になると、冬の魚に脂が乗ってきます。今日は冬の楽しみの一つ、ぶり大根で温まって頂ければと思います。

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どうぞ、ごゆっくりお過ごしください。