今日は久しぶりに私の好きな音楽についての記事です。
美味しいものとよい音楽は切っても切れない関係です。
しかし、こう書いておきながら何なのですが、私はけっこう食べるものにも音楽にも、そんなに強いこだわりがないのです。
カップラーメンでも大衆食堂でも割烹でもレストランのコース料理も、全部美味しい。
音楽も、中島みゆきさんも、ブラームスも、チャゲ&飛鳥も、Enyaも、ロッド・スチュワートも、グリーン・デイもみんな好きなのです。
好きなことへのハードルが低くていろいろ楽しめる分、深めるのには向いていないのかもしれません。
そんな私が今日ご紹介するのは、音楽の父と呼ばれるアノ方です。
J.S.バッハ
ヴァイオリン協奏曲集
ファビオ・ビオンディ、エウローパ・ガランテ
いろんなところで、バッハの音楽の魅力や素晴らしさは語られる。
その技法やメロディー、器楽から声楽から宗教曲まで多岐にわたる作品などなど。
それもそうなんだけど、最近気づいたのは私がその音楽に惹かれるのは、「カッコイイから」。
年頃の子がBOOWY(古いなぁ・・・)やジャニーズに憧れるのと同じように、パチーンとハマったバッハの音楽は、カッコイイ。
目が星になる。
落書きばかりだった音楽の教科書では、あんなにいかつい顔していたのに。
人によって好みはあるけど、私にとってのビオンディのバッハはパチーン!星!なのです。
2017.7.12
演奏する方によって、その音楽が大きく変わるのがクラシック音楽の楽しみの一つだと思うのですが、このファビオ・ビオンディという演奏家の奏でるヴィヴァルディを聴いたときは、衝撃的でした。
バッハやビオンディが作曲した当時のイントネーションなどの作法や演奏法、その当時の楽器を使って演奏する「古楽」というジャンルをよく聴いておりましたが、その中でも一番パチーン!ときたのがこのビオンディさんの演奏でした。
男の子も女の子も、このカッコいいって感覚って、音楽の上では大事なんだろうな、と思うわけです。
それをアイドルに感じる人もいれば、バッハに感じる人もいれば、レディ・ガガに感じる人もいますね。
みなさまのカッコいいと感じるアーティストや音楽はなんでしょうか。
それを大切にしていると、きっとそのカッコよさは気づかないうちに身についていくように思います。
何度も好きなアーティストのライブを見ていると、そのアーティストの身ぶり手ぶりが真似出来るようになるみたいに。
ん?
ということは私はバッハに似てくるのでしょうか。
まあ、くるくるくせ毛は似ていなくもないですが・・・
そんなこんなでまとまりがなくなりましたが、音楽はいいものですね。
どうぞ、今日もお好きな音楽とゆっくりお過ごしください。