いらっしゃいませ、ようこそお越しくださいました。
昨日、一昨日と根本裕幸さんのリトリートセミナーのレポを綴らせて頂いておりますが、今日は最終日の「オプショナルツアー」に寄せて。
根本さんのリトリートセミナーは2日間なのですが、3日目に「オプショナルツアー」という企画があり、任意で参加できます。
いつも、それぞれの土地ならではの素敵なツアーが企画されておられます。
私が以前に参加した湘南リトリートでは、北鎌倉の名所である東慶寺、明月院をめぐって、絶品のイタリアンを頂く旅でしたし、どの回でもそれぞれの土地の魅力をたっぷり味わえる企画がされています。
セッションやクリスタルボウルで緩みきった頭のまま、シャバの生活に戻るのは大変ですので、その前のリハビリとしても重要な位置づけのこの「オプショナルツアー」。
今回の札幌リトリートでは、何と千歳の「ノーザンホースパーク」という、競馬界の巨人「ノーザンファーム」さんが経営されておられる馬と触れ合えるテーマパーク。
お馬さん好きの私にはたまらない企画でしたので、もちろん参加しました。
さて、このオプショナルツアーを含めた根本さんのリトリートセミナーの「遊び」の部分は、共催者の岩橋隆盛さんが企画されておられます。
前夜祭や後夜祭、セミナー当日のランチなどの美味しいものを食べる企画や、誕生日が近い参加者の方をお祝いする企画だったり、オプショナルツアーだったりしますが、その「遊び」の部分があるからこそ、参加者どうしが近づけるようです。
岩橋さんをいつもすごいなーと思うのは、こうした旅のコーディネートをする能力が絶品なのです。
美味しいお店や心地よい温泉に対する嗅覚が異常に鋭いのですが、あれだけ多くの人数を動かしながら、それでいて参加者全員の満足度を高いレベルで保てるのは、コーディネーターとして素晴らしい才能だと思うのです。
きっと「その場面での全体最適が、何か?」を想像する能力が、超絶高いのでしょう。
以前に、ストレングスファインダーを使ったコーチングでお世話になった安東美紀子さんが、ブログの中で岩橋さんの才能と、主催者である根本さんとの相性をストレングスファインダーを使って解説しておられたのを読んで、そうだよねー!とめちゃくちゃ膝を打ったのを覚えています。
こちら↓のブログでした。
■ストレングスファインダーで、ペアリングを見てみましょう。 | 安東美紀子の【自由に、おいしく、幸せに】
こう書くと超絶デキる男のように見えますが、これがまた素晴らしく緩んでいて、周りの人を笑顔にする天賦の才をお持ちなのです。
そんな才能の煌めきを見るのも、リトリートセミナーの楽しみなのです。
さて、前置きが長くなりましたが、ノーザンホースパークの訪問記を。
札幌駅から貸切のバスでノーザンホースパークへ移動します。
途中の高速道路から、大倉山のジャンプ台が見えました。
スキージャンプのファンの私にとっては、地味に嬉しい。
高速道路を降りて、少し走ると「ザ・北海道」という風景が。
日がなこの風景を眺めて、過ごしてみたい。
ノーザンホースパークは、乗馬体験ができたり、レンタサイクルができたり、馬車に乗れたりといろんな楽しみ方ができます。
私を含めたお馬さん好きのチームは、何はともあれ引退した競走馬のきゅう舎に向かいました。
ジャガーメイルに8年ぶりに再会。
深く澄んだ瞳をしていました。
私は2010年の春の天皇賞を京都競馬場で観戦していました。
マイネルキッツとの馬連を仕留めてなかなか豪華な夕飯を奢ったことを、同行した友人は覚えてくれているのだろうか、とケチくさい回想をしておりました。
その天皇賞で1番人気だったのが、このフォゲッタブル。
お父さんのダンスインザダークの菊花賞の鬼脚には痺れました。
ダイヤモンドステークスを勝っているように、お父さんと同じく長距離砲でした。
カメラを向けると、こちらに目線をくれました。
ハンサムなのはお母さん似なのかな。
カレンミロティック。
美しい流星は相変わらず。
ゴールドシップ、キタサンブラックという、稀代の名馬に食い下がった天皇賞・春の2回の激走は、記憶に新しい。
ダートの王者・ヴァーミリアンは後ろしか見ることができず。
遠くドバイの砂に2回も挑戦したその脚、今でも色あせることはありません。
デルタブルースはちょうど放牧から帰ってきて、身体を洗ってもらっていました。
岩田騎手初めてのGⅠ制覇の菊花賞の驚き、そしてオーストラリア最大のレース・メルボルンカップでポップロックとワンツーフィニッシュの偉業と、印象深い馬でした。
こうしてみると、繋養されているのはステイヤーが多いようです。
その後は、馬見が丘というところで、こんな「ザ・北海道」の風景を楽しみ、
親子連れの馬を見てはほっこりしていました。
この日も雨予報でしたが、帰りのバスに乗るときに降り出すという奇跡。
クリスタルボウルのときもそうでしたが、まるで何かに祝福されているよう。
その後は、資料館で社台ファームの歴史についてお勉強。
ダイナガリバーが日本ダービーを勝ったときのトロフィーに、脳汁が出ます。
社台ファームの積み重ねてきた血の結晶・ドゥラメンテ。
日本ダービーを勝ったときのカップと、蹄鉄。
パロクサイド×ガーサント
→シャダイフェザー(×ノーザンテースト)
→ダイナカール(×トニービン)
→エアグルーヴ(×サンデーサイレンス)
→アドマイヤグルーヴ(×キングカメハメハ)
→ドゥラメンテ
血統表を見ているだけで、おなかいっぱいになれます。
ドゥラメンテの子どもたちがターフを賑わせるのも、来年ですね。
資料館には、こんな場所も。
マンペルサの2013は2億3000万円で落札!ごっこで楽しみます。
ダイヤモンドの輝きが、また戻るといいのですが。
パーク内を馬車で一周。
馬の足音を聞いていると、どこか心地よくリラックスします。
折しもこの日は日本最大級の競走馬のセリ市「セレクトセール」が開催されていました。
見学は不可でしたが、昼食会場のテレビで生中継をしていました。
新種牡馬・ジャスタウェイの1歳馬が1億円越え。
まだデビューもしていない馬に、すごい値段がつくものです。
言ってみれば日本屈指の廃課金者たちの宴ですね。
こちらも新種牡馬・リアルインパクトの産駒。
メジロ牧場の意志を継ぐ、レイクヴィラファームから。
3,200万円が安く見えてしまう不思議。
と、お馬さん好きにとってはたまらないオプショナルツアーを満喫して、帰途につくのでした。
セミナー、クリスタルボウル、そしてお馬さんと、忘れられない札幌リトリートセミナーになりました。
こんなに素敵な旅を演出してくださった岩橋さんはじめ、スタッフと参加者の皆さまに、改めて御礼申しあげます。
ありがとうございました。