わたしは、そこは、歩かない。その十二文字は、まるで祝詞のようだ。
毎日更新しなくてもいいと思うんだ。それよりも、大切なことがある。自分の魅力に、自分が惚れていればいいんだ。自分の醜く汚い欲望を、自分が愛していればいいんだ。
気づけば、断酒も3か月を越えていた。
ときに春は、人の心の奥底に沈んだ思い出を、灰汁のように浮かび上がらせる。
もう、すぐに春だな。吐く白い息を手に当てながら、わたしは往く冬を惜しんだ。
補助輪、ブロック、ビリーフ、観念。私自身の補助輪も、まだまだたんまりあるけれど、それを外す過程を楽しんでいこうと思う。
一周回って、いつか来た道。けれどそれは、以前とは全く異なる道。すべての道は、ローマへと続くように。