余寒、という言葉があるように、厳しい寒さが戻ってきたりしながら、季節はめぐっていきます。私たちの心も、同じようなものかもしれません。
名著「傷つくならば、それは「愛」ではない」を学び直そうと思ったのは、1年前のことでした。こうして1年間続けることができたのは、これを読んでくださっているあなたのおかげです。ありがとうございました。
「傷つくならば、それは愛ではない」。1年間、このタイトルと向き合い、愛ではないのだとしたら、それはなんだろうと考えてきました。いまの私の考えは、それも愛なのだろうと思うのです。
2月度の個人カウンセリングを募集いたします。皆さまとお会いできますことを、心より楽しみにしております!
周りの人が見せてくれる問題は、自分が内面に抱えている問題でもあります。周りの人を分析しようとするのではなく、自分自身と向き合うために心理学を使うと、それはこの上なく素晴らしい恩恵を与えてくれるようです。
「許し」とは、起こったできごとや、いま目の前の世界を、主体的に受け入れることで、自分自身を自由にしてくれます。しかし、その一歩目は、自分で踏みだす必要があります。
この大寒の時期、確かに春の胎動を感じるように。目に見えるものと、目に見えないものは、少し違う速さで動いている。季節のめぐりは、実にさまざまなことを教えてくれるようです。