大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

白き花、笑うように咲く。

春の空に、満面の笑みを浮かべる白木蓮。この時期だけのギフトを、楽しむことができた春の日でした。

3月10日の、空の色。

3月10日、金曜日。見上げると、青空が広がっていました。

意志の力と、偶然とは、同じことの裏返しかもしれない。

自分の意志の力を信じること。自分に与えられた川の流れを信じること。それは、どこか同じことのように、最近はつとに感じるのです。

雑踏のざわめきに、人のやさしさを想うこと。

久しぶりに、競馬場の雑踏のなかにいました。 感染症禍下で、なかなか気軽に訪れることも難しい時期もありました。 無観客を経て、事前抽選に当たらないと、入場できない時期が続いたり。 けれど、こうしてふらりと競馬場を訪れることができるようになったの…

時には、昔の話を。 ~黄色い蝶の思い出

祖母の家の庭では、春になると黄色い蝶々が舞っていました。やわらかな春の日差しのなか、ひらひらと舞うその蝶々の色を、よく覚えています。

訪れる春の麗らかさと、過ぎゆく季節の切なさと。

早いもので、もう時候は「啓蟄」を迎えました。地中で眠っていた生きものたちが目覚め、土の外に出てくるころ。小さな虫から、熊などの大きな生きものまで、冬眠から目を覚まして、春の空気に触れる時候です。

懐かしき記憶をめぐる、雨水の熊野巡礼5 ~大綱の戻った花の窟神社

花の窟神社は、伊弉冊尊(イザナミノミコト)が火神・軻遇突智尊(カグツチノミコト)を産み、灼かれて亡くなった後に葬られた御陵とされる。季節の花を供え飾ってイザナミノミコトを祀ったことから、花窟という社号が付けられたと考えられているそうだ。