2021年、オークスを制した、ユーバーレーベン。その血統の美しさよ。岡田総帥が残した夢、その尊さ、そして偉大さ。それを想わずには、いられなかった。
小さなものを愛でていると、大きな愛に包まれるようにも感じる。 花は誇らず、そこにあるだけ。 花は誇らず、ただ咲く。
ただ、うたかたのように湧き上がっては消えてゆく、自らの感情を見つめること。 現れては消えゆき、変わりゆく感情を、見つめているという事実だけが、変わらない。 それが、内省と言える。
思春期のころ、自分の身体の中で最も忌み嫌った部分が、今になってしまえば、愛の象徴にも思える。 そう思うと、人生のおけるいい/悪いなどは、ほんとうに分からないものだ。
過去と記憶は、どこかの重ね絵のように。 いまとともにあるように思える。 もしそうだとするなら、何も失ってもいないし、どこへも行ってもいない。 このいま目の前に、すべてがともにある。
愛知県一宮市「尾張猿田彦神社」に参拝し、祓詞を詠んできました。
雨の日は、どこか懐かしい。 澱のように積もった何かを、雨音が流してくれるからだろうか。