日常の細部を愛でると、いろんな驚きと発見があり癒されます。
先日、ちょうどそんな出来事がありました。
数日前に、朝の通勤路でふと淡いピンクの花をつけた木を見つけたのです。
その日は雨でしたのでそのまま通り過ぎましたが、快晴の昨日は思わず車を停めてしまいました。
青空をバックにしたその花の美しさに、なんちゃってカメラマンの血と割烹ブログ魂が騒いだのです。
今日はその美しい花の写真を肴にして頂きましょう。
美しい朝日をバックに佇む白い花。
近くに寄ってみると、白い花はなんと桜でした。
桜が咲く木の向こうにはススキが広がる不思議な光景でした。
11月の冷え込むこの時期に、この淡い色が見られるのは新鮮です。
やはりこの淡いピンクには青空がよく似合います。
桜の花を美しく撮る秘訣は、青空の下で撮影することに尽きる、と聞いたことがあります。本当にその通りだと思います。
春の少し霞がかった青空を背にした桜の花も美しいのですが、澄んだ晩秋の青空を背景にするのも粋なものです。調べてみると、「冬桜」や「四季桜」という名でこの11月~12月に咲いたり、1年の間に2回花を咲かせる桜の種類があるそうなのです。
朝からほっこりしたぜいたくな時間でした。
毎日通る風景にも、少しずつ変化があります。
その日常の細部を愛でることは、たくさんの驚きと発見と癒しをもたらしてくれます。
家路につかれる際は、よろしければ帰り道の細部を愛でてはいかがでしょうか。
どうぞ、ごゆっくりお過ごしください。