昨晩、ご依頼頂いた文章を納品した。
納期、締切、時間的制約というものはプレッシャーにはなるが、何かを生み出す魔法のようにも感じる。
「納期のない仕事は、仕事ではない」とは、若い頃によく聞いた言葉だが、まあそれはそうなのだろう。
こと仕事やビジネスの上では、確かにその通りなのだろうけれど。
それは、生きることにも一般化して考えるべきものでも、ないように感じる。
生きる上で成し遂げなければならない「何か」というものは、存在するのだろうか。
「ある」といえば「ある」のだろうし、
さりとて「ない」としてもさほど驚かないようにも思う。
一つ言えるのは、「自分が」何かをしたいと思うことがあったとして。
それをしないうちに生が終わりを告げることは、ないと思うのだ。
その感覚を、信頼と呼ぶのだろうか。
花は、ただ咲く。
納期や締切に追われることなく。
ただ、咲く。
そんなふうに、在りたい。