大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

花は、納期に追われることなく。

昨晩、ご依頼頂いた文章を納品した。

納期、締切、時間的制約というものはプレッシャーにはなるが、何かを生み出す魔法のようにも感じる。

「納期のない仕事は、仕事ではない」とは、若い頃によく聞いた言葉だが、まあそれはそうなのだろう。

こと仕事やビジネスの上では、確かにその通りなのだろうけれど。

それは、生きることにも一般化して考えるべきものでも、ないように感じる。

生きる上で成し遂げなければならない「何か」というものは、存在するのだろうか。

「ある」といえば「ある」のだろうし、
さりとて「ない」としてもさほど驚かないようにも思う。

一つ言えるのは、「自分が」何かをしたいと思うことがあったとして。

それをしないうちに生が終わりを告げることは、ないと思うのだ。

その感覚を、信頼と呼ぶのだろうか。

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花は、ただ咲く。

納期や締切に追われることなく。

ただ、咲く。

そんなふうに、在りたい。